「自分はこういう人間なんです、だから、これから幸せになるのは難しいんじゃないかなって思ってて」
そういったお話を聞くことがあります。
確かに、今まで過ごしてきた日々を聞かせて頂いて、そのことだけを考えれば、過小評価をしやすくなるのも頷けます。
人って、上手くいってないときは全部自分のせいにしてしまいがちなんですよね。それで「ああ、私が優れていないから、自分は今不幸なんだ」って感じてしまう…そういうものなのだな、と思います。
でも、そんな方にお伝えしたいことがあります。
「自分の一番の味方は、自分」なのです。どんな時も、何をしてきていても、自分を一番近くで応援してくれるのは自分だったりします。
だから、上手くいかない時を過ごしていても、自分を否定しない。
「ああ、たまたま上手くいかない期間がきてるんだ」と、思うほうが前向きになれますし、そもそも自分を否定して、自分で自分の価値を下げることは少なくなるものです。
人って。不思議なものでして。
自分で、できると思わないことは、できなかったりします。
よく受験生が、「自分が難関校に受験した」という事実を残すために「記念受験」をする、という話を聞きます。そういった方が奇跡的に受かる、という話をあまり聞いたことはありません。これは、「自分で受からない、飽くまで思い出や実績のため」と割り切っているからだと思います。
こういった話は、スピリチュアルな世界での、引き寄せの法則に関係しますね。「なし得ることができる、自分はそうなれる」という思いなしでは、望み通りの日々を享受することは難しい、ということです。
だからと言って、いつも自信満々に「私は当然できる、私はすごい」と思い続けてればいいのかなと言うと、そんなことはありません。
何故ならそのように思っていても「自信の理由がなければ、自分を信じることができないから」です。
つまり、「自分はできる」と信じること、そして、その未来に向かって自分で努力をしていくこと。
その両方が大事、なのですよ、というお話でした。
物事を始めることに遅すぎることはありません。だから、未来を切り開くのに「今更遅すぎる」ということはないのです。
未来に不安があるのなら、少しずつ。一歩ずつ進んでみるのが安心を感じて、確実なのではないかと思いました。
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