早速、具体的な話に入っていきましょう。
さて、突然ですが、スピリチュアルなことは、所謂「才能」がないと、ダメなのでしょうか。
今、巷では沢山の方がスピリチュアルなことに従事しており、そして、その方々は特別な才能を持っていること、少なくはないですよね。
さて、先ほどの質問についてですが、結論から言うと、「Yes」でもあり「No」でもある、というのが私の答えです。
例として、私の話をしましょう。
私は、3歳ぐらいのときには「人の考えてることが何となく分かる」程度の人間でした。それが小学生になったときに、「あぁ、この風は、風の神様が吹かせているんだなぁ」ということを感じ始めました。
所謂、そこいら辺は不思議ちゃんだったのかもしれません。
その後、高校に入ってから祖父が亡くなり。そのときに、葬式の祭壇に祖父がいるんだな、というのが何となく分かり始めたものです。
その時には、人の考えてることが何となく分かる、ということも強くなっておりました。その後、伊勢神宮に行く機会があり、その時期を皮切りに、少しずついろんな力が分かったり、身についたりした、という経歴があります。
なお、今は「スピリチュアルガイダー」と自ら名乗っており、スピリチュアリズムについて従事してるという形です。
こうやって書くと、「なんだい、結局昔から何でもできたじゃないかい」
と、仰られる方もいると思いますが、実際スピリチュアルな世界にはもっと様々な才能をお持ちの方がいます。
「代々引き継がれるイタコの家系」とか。
「第◯代の陰陽師」とか。
「アークエンジェルに見定められた」とか。
私は対して「ただの人」です。
特に霊系の家系に生まれたわけでは無いですし、何か特別な才能があったわけではありません。
それでも一応、ヒーリングといって人の痛みを和らげるワークや、チャネリングといって人の問題解決をするために、物事の流れなどを見たりすることをしています。
全ての霊能力が「本当のもの」だ、という前提で考えますと。
私は他の方々が行ってる不思議な力の、全てのことを出来るわけではありません。しかし、必要最低限ことはできますし、それは皆さまもできると思っています。
さらに、他の方が行ってるワークの中には、私が全く理解できない未知の能力というのも沢山あります。もちろん、私の修行不足だったり、知識不足の可能性も往々にしてございますが、こんなこと言ったらダメなのでしょうけど、多分偽物も沢山あります。
偽物は偽物なのですから、それを誰かが代わりにやろうとしても、できないわけです。
だから、冒頭の質問の答えは「Yes」とも言えるし「No」とも言える、ということになります。
所謂霊能力のことを、これから「エネルギーワーク」と呼ぶこととします。
これは、「霊能力」と言うと、「所謂意思のある見えない生物、かつ、生存していないもの」に関するもの、とされてしまう為です。
実際には「ヒーリング」や「チャネリング」は、そのような「意思のある見えない存在」の力を必ずしも受けないといけない、ということではございません。さらにそこまで深い理解がなくても、その世界に触れることはできます。
また、もっと「科学的」でかつ、「誰でも」できる可能性がある為、「エネルギーワーク」という名前を使っていきます。
さらに、「霊能力」と言うと「怪しいもの」という扱いをされる為、「エネルギーワーク」という表現を使いたいとも思っております。
さて、それではこれから「エネルギーワーク」のやり方について、少しずつ解説をしていきたいと思います。
「誰でもエネルギーワークは行える」という考えに至ったのは、上記の通り、そのやり方を「解説」することができるからです。
もしこれが「才能」や「家系」によるものならば、やり方について「解説」をすることができないはずです。
「神に見定められた私だから、声が聞こえる」とか
「一子相伝の伝授を受けた為、神通力を放てる」という解説になってしまうわけです。
確かに、「抽象的」な部分が多くなるのはやむを得ないですし、今、エネルギーワークが出来たかどうかを判断するのに、明確な方法がないのも問題です。
それでも、「同じ手順を追っていけば、みんなができる」。
そう思うところが沢山ありますので、これから紹介をしていきます。
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