それでは、よくスピリチュアルな説明に出てくる「神様、仏様、守護霊」とは何でしょうか。
これは、先ほど説明した「霊は要素や概念である」という事に基づいて説明を行いますと、「人の手助けをするのが好き」で「その想いが強いため、大きなエネルギーを持っている、目に見えない存在」ということになります。
実は、「守護霊」についても「人の手助けをするのが好き」で「その想いが強い存在」と説明することができます。ただ、「守護霊」はさらに、「特定の人物の幸せを願っている」という要素が足ささります。
対して、最初に説明をしました「神様」「仏様」はより強いエネルギーを持っており、さらに「不特定多数の方を助けたい」と思っている存在です。
「神様」や「仏様」によって、各々持ち合わせている特徴は違うため、それぞれ、「霊視」や「エネルギーワーク」をすることで、得ることができるイメージというか、御姿は違うものになります。
さらに、前の記事でも説明を行なった通り「全ての特徴を霊は持ち合わせてる訳ではない」ため、霊能者によって感じ方に誤差が出ることがあります。
さて、「神様」や「仏様」、「守護霊」達は、強いエネルギーを持った存在(以下、エネルギー体と呼びます)のため、周辺のエネルギーを変えることができます。
エネルギーのイメージは、「絵の具」のようなものと思って構いません。
人のエネルギーを変えるためには、「変えたい色の絵の具を足す」つまり「求めたいエネルギーを足す」方法と、「一度絵の具を洗い流す」つまり「必要のないエネルギーを取り去る」方法があります。
その中で所謂、「霊能者」や「ヒーラー」が行なってる「ヒーリング」というのは、エネルギー体である「神様」や「仏様」や「守護霊」からエネルギーを分けて貰い、人に付与することを指し示します。
つまり、「神様から、求めたい変化に対する絵の具を分け与えて貰う」訳です。
ですから、「ヒーリング」を行う「霊能者」や「ヒーラー」が素晴らしいのではなく、「ヒーリングに力を貸してくれる、エネルギー体が素晴らしい」のです。
この各エネルギー体については、誰でも働きかけることが出来ます。別の記事で説明を行いますが、それは「自分から、心の中で話しかける」ということをすればできるのです。
「話しかけ方」というのはございますが、それには「才能」は必要ございません。
ですので、「誰にでもできること」と私は感じております。
具体的な流れを説明しますと、「自分が心の中で何かを求める」ことで、「何かを求めた方」のエネルギーに変化が生じます。そのエネルギーに「エネルギー体」が反応し、その想いに同意出来るのなら、人を癒すエネルギーを分け与えてくれるのです。
こんなことを書くと「魔法みたい」と思われる方が多いと思いますが、以下のような経験はございませんか。
表情を見たわけではないのに、背中越しに他人を見た時、「疲れてそう」とか「悲しそう」とか「嬉しそう」というのを感じたことはないでしょうか。
また、初めて会う人に対して、お話をする前に「この人は合いそう」「この人は生真面目そう」ということを感じたことはないでしょうか。
これは、無意識に「人の放っているエネルギー」を私たちは、受け取って判断をしている為です。
エネルギー体も、同じように私たちのエネルギーを見ていて、そして、力を貸してくれたり、時に、私たち自身を癒してくれるのです。
これが「ヒーリング」というものです。簡単になりますので、また詳細を別に記載しますね。
もちろん、エネルギー体に協力を得ることなく、自身の「気」だけを扱い、人のエネルギーを変え、癒しを行う方もいますが、自分一人のエネルギーのみで、他人のエネルギーを変えようとするため、非常に大変だったりします。
エネルギー体というのは、人を助ければ助ける程に、そのエネルギーの強さが強くなっていきます。人が拝めば拝むほどに、尊くなっていくのです。
これは、拝まれる際に、エネルギー体は人に感謝をされるからであり、その際に拝みを通じて、エネルギー体がより、高次な存在になる為です。
だから、「自分を守って欲しければ、御墓参りをしましょう」という方がいるのですね。
この考えは「浄化」などの考えにも通ずることがありますが、まずは、ここまで。
概念的に「神様」や「仏様」、「守護霊」は「エネルギー体」というお話でした。
※これは、飽くまで概念的なものです。各宗教が唱えている神様や仏様を否定する訳ではなく、どのような形で存在しているか、というものになります。
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