世の中はいい人ばかりなのに、自分がいい人になれてないと思っている方へ

毎日過ごしている中で「生きづらいなぁ」と感じることはありませんか。

「なんでこんなにも他人のことを考えられない人が多いんだろう」
とか
「どうして人が傷つくことを言えるんだろう」
と思うことが私は時々あります。

こういった「他人や環境に対する感情」というのは、受け取り手の状態によっても変わってくるものではあります。余裕がない時には、周りのものに苛つき易くなったり。

だからと言って、自分が「不快」に感じた時に「自分の受け取り方が悪いのかな」と、常に思ってもそれはそれで問題です。


私はスピリチュアルな人なので、人によっては“人類愛”に溢れた文章を書いてくれるだろう、と期待なさっているかもしれません。しかし、今回は敢えて逆のことを書いていきたいと思います。

人間の中には「悪い人」というのが存在します。
人を平気で傷つけたり、自分の為だけに生きている人はいるんです。何故こんなことを書いているのかというと、この事実は「世界や社会に絶望している人」を救うことがあるからです。

『え?「世界には素敵な人ばかりだ」という話の方が、人は希望を持てるんじゃないの?」
と思われる方もいるかもしれません。

しかし実際は「周りの世界が全て良いもの」と思って毎日を過ごすと、自分を追い込んでしまうことがある、というのが実態です。

これは「自分の周りの環境や人は、良いものばかりだ。だから、何か悪いことがあったとしたら、自分のせいだ。」と考えてしまう人もいるためです。

こういった自責の念が増えると、最終的に「自分は世界や社会に合わないんだ」と絶望してしまうこともあります。

私は他を肯定する事によって、自分を責めて欲しくないので「人間の中には悪い人がいる」ということを改めてお伝えしたいと思います。


ここでいう「悪い人」というのは「人を不幸にすることを好き好んで行っている人」のことを言います。私が説明するより、美輪明宏さんが「魔界人」という表現で、良い人と悪い人の違いを記されておられたので、引用させて頂きたいと思います。

今、この世にいる人の中には、霊界から来ている人もいます。天界から来ている人もいます。天界から来ている人たちというのは、だいたい人がいいです。ですから出世しません。「お先にどうぞ。どうぞどうぞ、私は後でいいですから」と、どうぞばかり言っているから、出世はしません。いつも貧乏している。ところが、魔界から来ている連中というのは、深い欲の塊で、エネルギーが全然違いますからね。だいたいこの世で出世したり、ものすごい大金持ちになったり、権力の座に就いたり、何か大きなことをするわけですね。ものすごいエネルギーを持っていますからね。「お先にどうぞ」じゃなくて、「俺が先だ! 私が先だ!」というふうにやっていますから……。皆さんのまわりで、そういう人を見たら、「あっ、魔界人だなあ」と思って、だいたい間違いありません。ー美輪明宏さんの講演よりー

こういった「私が私が」という人は、他人が不幸になることを意図しなくても行っている場合が多いものです。「自分の為」と思って積極的に行っていることが、他人を不幸にしてしまっているということです。


改めて「全ての人が、必ずしも他人のことを想って生きている訳ではない」という事を認識して頂けたかと思います。
これはつまり、「他人が自分に意地悪をすることもある」ので、「自分に降りかかる不幸が、自分のせいではないこともある」ということになります。

責任感が強く、優しい人であればあるほどに、いろんな物事の責任や原因が自分にあると考えてしまいがちです。
「自分が出来ること・出来たこと」を探す姿勢はとても良いことだと思います。しかしこの考え方によって「問題そのものの原因」を見失ってしまってはいけません。
「他人が悪いことは他人が悪い」のです。その中で「自分が出来たこと」を考え始めることが良いことであり、逆になってはならないのです。

冒頭にも書きましたが「様々な問題は自分のせいだ」と考え過ぎることによって、人は、世界に絶望してしまいます。

「どうして自分は世界に合わないんだろう」
「周囲が悪いこともある気がする…でも、当事者を回避しているみたいで嫌だから、自分が悪かったことにしよう」

こうやって自分を責めれば責めるほどに、生きる気力を失い、前向きに考えることが出来なくなっていきます。
この際生まれた強いネガティブな心は、「引き寄せの法則」が働くことにより、新しいネガティブな現実を呼び込みます。
その結果「世界への不適合感」だけではなく、引き寄せられたネガティブな現実にも人は絶望していくのです。


そうならないためにも「他人が悪いこともある」という、可能性をいつでも考慮することが大切です。今起きている問題や、自分を取り巻く負の感情が、何を原因としているのかを冷静に考える必要があるのです。

繰り返しますが、「自分が他人の為に何か出来たのではないか」と、考えることは素晴らしいことです。しかし、それで自分が潰れてしまっては「自分が出来る最大限を人にしてあげたい」という思いを、行動に変えることが出来なくなってしまいます。

「人のせい」にだけすることは、それこそ魔界人への最初の一歩になってしまいますが、状況と他人の立場を理解し、「何が問題の原因か」を的確に捉えることは非常に大事なことなのです。


ただ、仮に「他人が原因の悪いことが、自分に何度も降りかかる場合」は、自分の意識を見直す必要があるかもしれません。知らないうちに「負のエネルギー」を自分が集めている可能性があるためです。
そのときは、引き寄せの法則などで「自分が他人から悪いことを被る」ことを知らないうちに増やしていないか、確認をしてみるのがいいかもしれません。

「自分は他人から苛められたり、我がままを押し付けられてもしょうがない人間だ」と思っていれば、それは現実になっていきます。自信を持ちすぎることは良くないですが、自信がなさ過ぎても良くはありません。
極端にならず、冷静に自己評価を出来るようになっていけたら良いのではないのかな、と思います。

物事を捉える際に極端にならず、冷静に判断をすることで必要以上に自分を傷つけないようにする…毎日に疲れてきた方は是非意識をしてみて下さいね。

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