もののけ姫と相対するもののバランスについて

金曜ロードショーでもののけ姫のノーカット版が放映されましたね。とても大好きな作品なので、しっかりと今まで観ておりました。改めてみると考えさせられるものですよね。それを抜かしても各キャラクターが魅力的で何回も観てしまうものです。


この物語の一つのテーマに「相反するもののバランス」があると思いました。

(ネタバレを回避しながらいきますので、ちょっと曖昧になりますが、感想を書かせて頂きますね)

 

意見AとBがあって、そのどちらかに偏っても相手を恨み、逆側を滅ぼそうとしてしまう。仮に成功したように見えても、残った側の意思によって新たな戦力を蓄えられ、また争いをうむ。つまりは相手を滅ぼそうとする限り、自分たちが滅ぼされる可能性はずっと残り続ける。

だから最終的には両者が上手く分かり合うか、分かり合えなくても落としどころを見つける。その大切さが描かれております。現実的な平和というか、お互いが鞘に収める状態を築く必要性ですよね。

主人公のアシタカは最初の場面でその大切さを実感したのではないでしょうか。何かを失うことなしに戦を終わらせることができないということを。


また、相反するもののバランスということで、生きることと、死ぬことについても様々な描かれ方をしております。これは流石にシシガミ様の部分にダイレクトに関係するのでちょっと書きづらいのですが、どんな時にアシタカの傷が震えたりするのかを考えてみたりすると何か考えられるものがあります。


個人的にはコダマの描写が嬉しかったですよね。ノーカット版じゃないと確か全部見れなかったと思います。私は20年前家族で映画館で観たのが初めてでしたが、今見てもそのテーマが新しいものに感じるのはすごいなぁと思いました。宮崎駿さんの作品はいつまでも輝き続けるのが本当にすごいですよね。

また、声優さんですが既にお亡くなりになっている方が多くて。森繁久彌さんや森光子さんとか、情緒溢れるお声に感動しました。


「相手を憎んだしまった時に、その思いをどのように消すのか」

そんなメッセージを感じながら、森の美しさを感じた時間でした。考えれば日常的にはあり得ないことも沢山あるのですが、それも何か、自然に感じられるような。生物と生物の繋がりや、人の思いの行きつく先とか。

 

何かに悩んだり、世界の中で何を信じて生きていけばいいのか分からなくなったときは是非とも、ご覧になって観て下さいね。

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