サグラダ・ファミリアが133年ぶりに建築許可されたことに見る誠実さ

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(画像はWikipediaよりお借りしました)

 

長い間続いているサグラダ・ファミリア教会が正式にスペインのバルセロナ市から建築の許可を得たということがニュースになりました。133年ぶりとのことで、その費用として日本円にして約46億円になるそうです。

サグラダ・ファミリアはスペインにある教会で、136年に渡って建築されてきている世界遺産です。途中、資金繰りに困り作業が止まることもありましたが、その美しさを見るために訪れる人が増えたため資金繰りが改善し、現在は順調に作業が進められているとのことです。建築家も何代にも変わって続けられてきましたが、その中でも有名なのはガウディですよね。

この教会はカトリックの教会で各塔に聖書の各要素を象徴にしている美しい教会です。ガウディが亡くなった1926年の100年後の2026年に完成予定とのことで、完成したら一度その姿を拝見したいものですよね。

さて、今回ニュースになっている建築許可の件ですが、バルセロナ市が統合された際に手違いがあったらしくずっと許可を得ていない状態で建築が続けられてきたそうです。近年、教会直下にトンネルを建築するために協議になった際、違法建築にであることが明確になったそうです。2年間の協議の結果、上記のような条件で進められることとなりました。


正直な話として、カトリックの教会の中でも非常に知名度があり、かつ、世界遺産としての知名度、ガウディの作品の知名度があるサグラダ・ファミリア建築側は、その力を使い強引に交渉すれば違法建築対策の費用などを抑えることができたと思います。しかし、今回こういった形で終結させたのはその力ゆえの誇りと、今まで136年間一緒に支えあってきた自治体との絆に寄るところがあるのではないかと感じました。バルセロナ市側も今回得た大きな金額を教会周辺の整備やより多くの人が教会に訪れられるようにするそうです。

上記にも書きましたが、サグラダ・ファミリアは当初費用的に潤沢ではなく、その作業が止まったこともありました。そんな時にその教会を守ったのは熱心なキリスト教の信者たちと、その建物を愛する人々、そして地方自治体であるバルセロナ市だったと思います。今でこそ観光の名所としてバルセロナ市に与える側になっていると思いますが、この100年以上の繋がりが互いに与えることと受け取ることのバランスを物語っているのでしょう。きっとお互いを尊重して大切にしてきたからこそ、持ちつ持たれつで今までやってこれたのではないかと思います。

今回のニュースから、お互いを支えあう感情の部分と、その中で律儀に関係性を守る誠実さの部分、両方を感じました。大きな成果を成しえるためにはそういった多面的にまっすぐであることが必要なのでしょうね。

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