本当の悩みは「恋愛をどうするか」ではなく「今までの頑張りをどうするか」だった話

私が「伝える側」ではなく、「感じる側」として日常を記す
それが、カテゴリー:「すいこう いん まいまいんど」


おかげさまでいろんな人から悩みを聞いて欲しいと連絡を受け、仕事内・外でいろんな考え方を伝える毎日を過ごさせて貰っています。
でも「『悩みに対する答え』をただ出せばいい」というシンプルな話は案外少なくて、「悩みの向こう」までを考えないと…と思うんだよね。

特に「恋愛の相談」を受けるときは、上記のような…「悩みの向こう側」を考えないとなって思うのよね。

「恋愛の悩み」が求めている答えって?

正直なところ、恋愛の悩みを抱えている人は大体自分で「答え」を知っているもの。
それは「別れる」とか「我慢する」とか…そういうものなんだけど、話を聞いてみると行動に移せない人が多いのが実際なんだよね。
でもね「行動に移せない」からといって、イコール「行動力がない」という訳ではないわけで。

なんで行動に移せないのかというと、恋愛を終わらせることで「今までの自分を否定することになる」ことを恐れているからだと思うんだよね。

大体、私のところに相談しているということは、いろんな努力をして「耐えに耐えてどうしようもない状態」になっているのが大半でさ。
そこまで頑張ってきて、「頑張れなくなってすべてが分からなくなって」私に相談をした、という人が多いのよ。

そんな限界が来るまで「恋愛が上手くいくように」と頑張ってきた人の悩みを聞いて、「ああ、その人とは別れた方がいいよ」と伝えても、「うーん」って個人的にはなるんだよね。
いや、伝えることは大切なんだけど「どうして別れた方がいいか」を説明してもだいたい「うん、なんとなくわかってました」と言われるのがオチだったりして。

「限界がくるまで頑張らないと付き合っていられない」という事実に、多くの人は「別れた方がいい」という答えを既に持っているものなんだよね。

「恋愛の悩み」は「恋愛で傷ついた自分をどうするか」だと思う…すべてではないけど。

だから話の本題は「この恋愛をどうするか」という話ではなくて、「今まで『恋愛』というものを信じてきて頑張ってきた自分をどう理解するか」ということにシフトしていくことが多い。
簡単にいえば「今までの頑張ってきた自分をどう肯定するか」ということなのね。

「浮気をされても許してきた自分」
「相手からの不平等な扱いを我慢してきた自分」
「嘘をつかれても笑って流していた自分」

すべての「つらくなっていた自分」は「相手と上手くいくため」だったはず。
逆にいえば「相手とうまくいくために、つらいことを受け入れていた」わけだよね。

でも、「頑張りに頑張って、限界がきた」ときに、「じゃあ、私はなんで今までこんなに頑張ってきたの?頑張りは無駄だったの?」っていう無自覚な思いを抑えきれなくなるわけよ。

自分が頑張ってきたことをきちんと分かって貰う大切さ

そういう話を聞いたとき私は、できるだけ「今まで行ってきた頑張ってきたこと」を認識してもらおうと、話をするんだよね。
というか実際事情を聞いていると、「今までこの人が頑張ってきたことを、きちんと私が伝えなきゃ」と思ってしまう。

「一度浮気した彼を許したんですね。でも、彼がまた浮気をして。」
「彼は私の話を聞いてくれず、必要なときにしか反応してくれないんですよ。」
「『異性と知らないところで話すな』っていう割に、彼女は知らない男と話をしているんです。」

こういった話を、相談の中で彼らは「淡々と」話してくるの。

そこで「大変だったね」、「頑張ったよね」と伝えてやっと、
「あっ、普通のことだと思っていました。」
とか、
「毎回そうなので、慣れてしまっていました」と私に話を返しながら、自分の頑張りを客観視できるようになって。
そこから、少しずつ「自分は頑張ってきたんだ、それは間違ってなかったんだ」と思ってもらえるようになる、というか。

なんというか…話をしてくれている人に「それは優しさだね」とか「相手のことを大切にしていたんだね」と伝えることで、彼らの「報われない想い」がちょっとずつ、溶けていくのが分かるんだよね。
その「せき止められていた感情」が動き出すのを話をしているうちに感じる、というか。

「ああ、私、頑張り過ぎていたんですね。もうちょっと幸せになってよかったんだ。」

そんな言葉が自然に出てきてくれてね。
「あー本当に、話して良かった」と私は思うんだよね。

大体、こういった自分を認める言葉を放ってくれるようになれば、あとは何もしなくても彼らは「幸せ」に向かって歩き出してくれる。
そう簡単に「頑張ってきた自分」を認められない時もあるけどね、頑張りすぎで。
それでも、何度も話をしているうちに「頑張ってきた自分」を「恋愛なし」に褒められるようになって、自分がつらくない生き方を選べるようになった人をたくさん見てきたんだよね。

おわりに

「悩み」っていうのは、「言葉にできるもの」だけではないと思うんだ。
自分の意志で「言葉にしない」悩みもあれば、言葉にされぬうちに「忘れられた悩み」もあるのだと思う。

私ら「目に見えないものが見える」人間は、そういった…人の変化を知れることで、人の「生きててよかった」に貢献できるんじゃないかなって思う。
悩みの本質をしっかり捉えて、人の「幸せになりたい」の手伝いをしたいなって思うの。

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