さて、2回目の「こんな時はこれを見てほしい」でございます。
今日紹介するのは「自分の過去の悲しい経験のせいで人を信じられなくなっていたり、成功が怖くなったり。一歩踏み出すのが怖いときには、この映画を見てほしい」と強く感じた映画でございます。
映画:グッドウィル・ウィル・ハンティング/旅立ち
<あらすじ>
アメリカの有名な大学の数学教師が、生徒に対して難解な問題を出した。どの生徒も答えることができなかったが、ただ一人、完全な回答を出した若者がいた。しかし、彼は生徒ではなく、清掃をしている部外者だと言う。
彼はその後、メキメキと才能を出してきたが、彼は過去に対して…
というお話です。
過去に対して立ち向かう主人公に寄り添うカウンセラーが出てくるので「心理的な話」なのかと思いきや、「主人公と友人たちとの深い繋がり」が最後に心に残るだろう作品だと思います。
アカデミー賞やゴールデングローブ賞を受賞した、国際的にも評価の高い映画となっています。
<スピリチュアル的な見所>
見所としては「一歩踏み出すこと」の「大切さ」と「大変さ」。
映画の主人公なので、もちろん、普通の方が持ち合わせていない才能というのもあるのですが、心とぶつかることの葛藤については、とてもリアルに描かれています。
正直にお話しますと前半は単調に進む箇所が多く、展開の少なさを感じるかもしれませんが、後半に進むにつれてドラマティックにお話が展開していき、見る人を引き付けていきます。
「自分が抱えていた過去」と「これから開かれる未来」のバランスをどのように取っていくか、そして「自分」を信じるということをどのように進めていけばいいのか…
そういったことをこの映画は教えてくれます。
ぜひとも、過去に引っ張られる時は見てみてくださいね。
※マッドデイモンのデビュー作品です。かっこいい…
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