優しさの加減を探す旅

Divine see you

「どれだけ自分に優しくできるか」
これって、本当に難しいテーマだと思う。

その…なんていうか。
今まで出会った人や話を聞いてきた人を思い出すと、すごく両極端なタイプが多い気がする。

そして、私自身もやっぱり両極端になりがちで、人のことは言えない。
今回のテーマ:「自分にどれだけ優しくするか」だって、気を抜くと「とことん自分を甘やかす」か「とんでもなく厳しくする」かの二択になってしまう。

「ちょうどよく優しくする」っていうのが一番難しいんだよなって。

特に私の場合、ちょっとでも甘えると“ずるずる”いっちゃいそうで、「甘えていいよ」って許可を出すのが怖い。
結局その結果、体調を崩したり、気持ちが枯れてしまったりする。
良くないことだって分かってるんだけど…難しい。

「スピリチュアル」の教えには、役に立つものがたくさんある。
人の夢を後押ししてくれるものや、日常の疑問にヒントをくれるものも多い。

でも、その答えって「最適解」であって、「必ず守らなきゃいけないルール」じゃないんだよなって思う。
所謂「人間だもの」なんだよね。相田みつをさんの言葉って、本当に的確だと思う。

ただ「人間だもの」だけでいつも終わらせちゃうと、物事は進まない。
基本は「最適解」を目指してみる。その上でダメだったら「しょうがない、次にまた頑張ろう」くらいがちょうどいいんだと思う。

じゃないと、やっていけない…しんどすぎると思う。
前向きでいようとすることは大切だけど、追い込まれたときって、どうしても恐怖や緊張に押しつぶされる瞬間があるものだから。

少し前の私もそうだった。
「自分のマインドをコントロールして、常にいい状態でいなきゃ」って必死だった。

「焦りや恐怖に負ける自分」はダメなものだって思っていた。
でも、冷静に考えてみたら、負けるときがあってもいいはずなんだよね。
もし神様がいるとして、「一瞬でも恐怖に負けたから君はだめな人~」なんて言うはずがないもの。

自分を見守っている存在は、思っている以上に偉大で、全部お見通し。
どれだけ頑張っているかも知っているし、歯を食いしばって生きている心の中も、ちゃんと見ている。
反対に、頑張ってるふりをして楽をして生きようとしている瞬間もお見通しなんだと思う。

だから、無理なんてしなくていい。そのままで大丈夫、やれる限りをやるだけでいい。
大事なのは「どんな姿勢でいるか」なんだと思う。

自分一人ですべて背負い込まなくていい。
前向きになれない自分も、恐怖に押しつぶされる自分も、ぜんぶ自分。
Mrs.GREEN APPLEも「僕のこと」でそう歌っている。
どんな自分でも、目に見えない存在はちゃんと愛してくれていて、見守ってくれている。

もし神様や目に見えない存在を信じて生きているなら、その「愛」や「大きさ」も信じていこう。
「私」という存在より何倍も大きくて、何倍もたくさん見守ってくれている、神様たちのことを。

だから改めて思う。
「不完全で、いつも完璧じゃない自分」をそのまま認めてあげることが、大事なんだって。

Divine see you
彗光(すいこう)

早稲田大学人間科学部卒。
在学中に「貧困」など、人への助力について学ぶ。
卒業後、ビジネスで困っている人を助けるために、提案営業として就職。
その後、ビジネスを超えて人の力になりたいと思い、独立。
「空のみちしるべ」を立ち上げる。

並行して「なんとなく、人の知りえないことが分かる」というぼやっとした力を、自分で学び解析し安定して扱う方法を解明。
現在は人生相談に乗りながら、霊能力や占いについての指導を行っている。

霊視経験 約20年。
参考にした著書 40冊以上(エスター・ヒックス、ハリー・エドワーズ、バーバラ・ブレナン、ベティ・シャイン、トーシャ・シルバーなど)

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