量子力学とスピリチュアルを真剣に自分で説明してみる

毎日のみちしるべ

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今日はちょっと難しい話をしていきます。
最近、「引き寄せの法則」をはじめとしたスピリチュアルが、物理学の一角である「量子力学」で証明されている…
という話を見るようになりました。

私も過去の自分の記事でそのようなことを書いたことがあるのですが、
「量子力学と関連して引き寄せの法則が説明されている」
という事実を紹介するに留まっていたので、今回は自分で調べてみました。

何事も自分で納得をしないと落ち付かない性格でして…

量子力学とは

まず、量子力学について話をしていきます。
私は元々理系なのですが、生物系で物理については大学の必修でかじった程度ですので、
「どういう学問なのか」ということに注目して説明していきます。

突然ですが、皆さん身の回りにある「物理学」といえば何を思い浮かべるでしょうか。
「理系の学問」「工学部に入っている人が得意なもの」「難しい」などいろいろ思い浮かべると思いますが、
「ノーベル物理学賞」のことを考える方もいらっしゃると思います。

ここ100年の「ノーベル物理学賞」の受賞者が専門に研究している内容として、
今回解説を行う「量子力学」を扱っている人が、非常に多いように思われます。
つまり「量子力学」はどちらかといえば最近の学問で、今も未だ多くの人が研究を行っている学問だ、ということができます。

出てくる研究者の名前といえば「アインシュタイン」や「シュレーディンガー」だったりと、
何となく聞いたことがある人も多い名前がでてきます。

とても簡単に言えばこの学問は
「すべての物質を構成している小さな『単位』がどういったものか」
というものを研究するものだと私は理解しました。

この世を構成している物体はどういうものか

さてこの量子力学。
最初に研究の対象となったものは「光」でした。

この「光」というものは、実際どういうものなのか。
とてもとても小さな単位で考えた場合、「粒のような小さなものの集合体」なのか、「固有の形をなしていないもの」なのか、
ということが研究されました。

研究の結果、「光」というものは「粒のような小さなもの(粒子)の集合体」の性質を持ちながら、
「固有の形をなしていないもの(波動)」の性質も持っている、両方の性質を持っているもの、と結論付けられました。

その後の研究で「光」だけではなく、「すべての物質」が粒子と波動の両方の性質を持っているもの、と結論付けられるようになりました。

「二重スリット実験」と物質の状態

この「物質はどういう性質を持っているのか」調べるための実験に「二重スリット実験」というものがありました。
今回はその内容を省きますが、実験結果がとても不思議なものになりました。

それは、実験結果を値として測定しようと「測定器」をつけて行った時の実験結果と、
「測定器なし」で行った時の実験結果が「変わる」というものでした。

もちろん「測定器」は、直接実験結果に影響が出ないように設置されたそうです。
さらに、「測定器」関係なく、実験室の横をダンプカーが通過しただけでも結果は変わったとのことでした。

「物理学」という実験の再現性が重視されている学問で、こういったことが起きるというのは非常に理解が難しいものでした。
なお今も、その理由については沢山の「説」があり、結論付けられていないとのことでした。

「スピリチュアル」から見た「量子力学」の現状

さて、話をスピリチュアルに戻していきます。

今、ネットで「スピリチュアル 量子力学」と調べると、「『引き寄せの法則』が上記の『量子力学』で証明された」かのように、
書かれている記事が沢山出てきます。

しかし、
「どこの部分が量子力学と関係しているのか」
「どういった理論で証明されたのか」
については明記されていないものが多いです。

また、少し詳しく書いている記事でも(二重スリット実験について触れている、など)、
「(測定器の有無で実験結果が変わったことについて)これは意志が影響を出した結果である!だから意志が現実を変える!」
ということを強引に結び付けているものが多いです。

「二重スリット実験」の説明でも書きましたが、
「測定器の有無によって実験結果が変わった」
ことについては、以前「研究中」であり、
「意志の力によって変わった」という説もあるのですが、あくまで「一つの説」として扱われている現状です。

つまり、結論を言えば「スピリチュアル(引き寄せの法則)が量子力学によって証明された」とは言えない
ということに、私の中ではなりました(他の見解がある方は是非とも教えて下さい)。

量子力学から考えた、スピリチュアルの仮説

しかし、今回のことを調べてみて分かったことがあります。
それは、「すべての物質は『粒子』と『波動』の状態がある」ということです。

難しい話は今回省きますが、「波動」というのは他の「波動」と共鳴したり、干渉したりすることで、
強くなったり、弱くなったりすることが観測されています。

しかし、「人間」という物質が(もしくは物質の集合体が)、「粒子」「波動」の性質があるのか、という話については、
まださほど研究されていないのが現状だと思います。
(ただ、人間が外部からの力の影響で完全な「波動」にならないことは説明されています)


ここで、一つの仮説ができたので紹介をしたいと思います。

「もし、人間にも『粒子』としての性質と『波動』としての性質があり、体の一部が『波動化』させることができ、
さらに再び『粒子化』することができるのであれば、『波動化』した自分の一部が他の波動の影響を受けることにより増幅し、
再び『粒子化』するときに、現実に影響を与えるのではないか」

というものです。
文章が長いので、少しずつ分けて説明しましょう。

まず、人間は物質の集合体です。
そして、どの物質も「粒子」と「波動」の性質があります。
つまり、人間は「粒子」と「波動」の性質がある訳ですね。

「波動」というものは、同じ「波動」の影響を受けることで「増幅される」ことがあります。
つまり、人間の「波動」の部分が、他の人間などの「波動」によって「増幅される」ことがある訳ですね。

さらに、「粒子」と「波動」は性質が切り替わる…もしくは、同時にその性質を維持することができるわけです。
つまり、「増幅された波動」が「増幅された粒子」になることがある訳です。

これって若干無理やりかもしれませんが、「引き寄せの法則」に似ているのではないかなって。


「引き寄せの法則」とは「思考が現実に影響を与える」というものです。

もし「思考する」ことによって、人間の一部が「波動化」することになり。
その「波動」が周囲の影響を受けて「増幅され」。
「増幅された波動」が「粒子化」するときに、元の「思考した」以上の「現実」を生み出すのであれば…

「引き寄せの法則」の法則は、この世に存在するのはないか、と考えた次第であります。

ただ、この説については、
「物質がどのような条件で『粒子』と『波動』の性質を切り替えるのか(もしくは優位になるのか)」
が、解明されないことには活かしようがありません。

それは最初の方にも書きましたが、今も量子力学分野で研究されていることなので、いつかは解明されると思います。
もちろん、「増幅された波動」が「粒子化」することで現実に影響を与える…というのも空想でしかないんですけどね。

ただ、スピリチュアル分野で大事にしている「瞑想」がもし、「波動化」のトリガーになっているのであれば、
いろいろ話が繋がるので、あながち飛躍しすぎた話ではないかもしれません。

私は「スピリチュアルな人間」として、これからも「引き寄せの法則」や他のエネルギーの法則について、
「量子力学」の見解も考慮しながら研究していきたいと思います。

長文になりましたが、人の生活が豊かになることが「スピリチュアル」でも「量子力学」でも解明されたらいいな、
と思った今日この頃でした。

※本文中の体験談には、フィクション要素が含まれることがあります。
※これは特定の誰かを責めたり、断定をしたりすることを避けるためです。

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彗光(すいこう)

早稲田大学人間科学部卒。
在学中に「貧困」など、人への助力について学ぶ。
卒業後、ビジネスで困っている人を助けるために、提案営業として就職。
その後、ビジネスを超えて人の力になりたいと思い、独立。
「空のみちしるべ」を立ち上げる。

並行して「なんとなく、人の知りえないことが分かる」というぼやっとした力を、自分で学び解析し安定して扱う方法を解明。
現在は人生相談に乗りながら、霊能力や占いについての指導を行っている。

霊視経験 約20年。
参考にした著書 40冊以上(エスター・ヒックス、ハリー・エドワーズ、バーバラ・ブレナン、ベティ・シャイン、トーシャ・シルバーなど)

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