上手く歌うこと…歌うことは祈ることに似ている

毎日のみちしるべ

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こんばんは、彗光でございます。
今日は「歌をうたうこと」について書いていきたいと思います。

個人的に「歌うこと」というのは、「祈ること」に似ているような気がします。
「自分の願い・想いが相手に伝わって欲しい…相手がそれで少しでも幸せになれば」と思って行うことだからです。

時々、「歌うこと」について「どうやったら上手く歌えるようになるのか」ということを聞かれることがあります。
私は小学生のころから20年近くどこかで細々と歌ってきており、いろいろな知識があるため聞かれることがあるのです。

さて、「歌がうまい」というのはどういうものなのでしょうか。
「高い声が出ること」であったり、「ビブラート」が使えることだったり。
音程が正確だったりと、技術的な面が最初に出てくる方が多いと思います。

もちろん、最低限の技術力はあったほうがいいと思います。他の人が聴いてくれて、聴きやすいことは大切ですもんね。
でも、ある程度のレベルに達すると技術だけではクリアできないことが出てくると思います。

逆の立場で考えてみましょう。皆さんは、どんな歌を聴くのが好きですか。
きっと「歌詞が心にしみる」とか「なんか歌声がすっと入ってくる」という感想で、お選びになる方が多いと思います。
つまりは、「いい歌」というのは「聴いている人に何かを伝えられるかどうか」が肝になってくるわけなのです。

ただ、ここで大事なのは「歌」の話であり、「曲」の話ではないということです。
曲によっては心地よいリズムを奏でてくるれることで、自分の気持ちを高揚させてくれるものもありますし、
電子音を組み合わせたものであっても、人を動かすものだって沢山あります。

さて。
では、どうやったら「歌をうたう」ことで、人の心に影響を及ぼすことができるのでしょうか。
それは「歌に願いを込めること」なのだと私は思います。

さみしい歌を歌っているときには、悲しい思いを共有させることが大切になってきますし、
幸せな歌を歌っているときには、聴いている人も微笑みで沢山にすることが大切だと思うのです。

そのためには、自分の声を使って「感情を表現する」ことが大切だと思います。
優しい歌の時には囁くような声で歌うのが良いし、人を鼓舞する歌は強く、一つ一つの言葉が伝わるようにするわけです。
そうするためには、まず技術的なアプローチをする前に、伝えたい「感情」ときちんと向き合うのがいいと思います。
悲しい時には、悲しい声が出るものです。嬉しい時には嬉しい声が出るものです。
歌を通して、どういった感情を相手に伝えるかを考えて「心を込める」ことが大切なんですね。

そういった一つ一つの歌に対して、「込められる想い」というのが個々人で変わってくるため、
最終的にどういった「歌」になるのかが、人によって全然違うことも歌の面白みの一つです。
同じ歌でも、歌い手の感じ方が違えば使う技術も変わり、最終的な完成の姿も変わる…
こう考えると歌というものは非常に奥が深いなとつくづく思います。

その反面、音楽的技術というのは、限界があります。
「高い声」が素晴らしいとなれば、基本的に男性は女性に敵いません。
「大きな声」が良いのであれば、スピーカーがすべてを定めることになります。
でも、実際売れている曲・感動すると言われる曲は、音の大きさや声の高さによって定められるものではないはずです。
「限界」があり、「すべてその要素で定まる訳ではない」技術に傾倒しても、歌が上手くなることが頭打ちになる訳です。

それでしたら、「感情」であったり「想い」というものを「如何に歌にするか」を極めた方が、私は伸びしろがあると思います。
もちろん、最低限な歌の技術を習得した上での話ですけどね。

さて、最後にスピリチュアルな考え方で「歌うこと」を紐解いていきましょう。
「歌うこと」というのは、「音の羅列」ですので振動なわけです。エネルギーの鼓動というのも、振動なので似ています。
つまり、スピリチュアルな世界でのエネルギーワークというのは、歌うことに似ていると私は思っています。
実際にスピリチュアルな生き方に従事している人は、音楽に関連している人が多かったりします。

人が何かを強く思う時、それは大きなエネルギーとなり、現実や周囲に影響を与えていきます。
純粋に願えば願うほどに、広く、遠くに大きな影響を与えていくのです。

この現象が、私は歌うことに似ていると感じています。だから、「歌うことは祈ることに似ている」と思うのです。

今度歌うを上手く歌いたい、と思ったのなら、祈りのように邪念を捨てて、「どう伝わるか」を気にするのではなく、
「どういう想いであるか」に注力して歌ってみて下さい。
きっと、沢山の「想い」のエネルギーが聴こえている音以上の影響力を出して、沢山の人を幸せにするはずですから。

今日は歌うことと祈りのお話をしました。
皆さんも人を想って歌ってみることを行ってみてはいかがですか。

※本文中の体験談には、フィクション要素が含まれることがあります。
※これは特定の誰かを責めたり、断定をしたりすることを避けるためです。

先生ちょっと聞いて

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彗光(すいこう)

早稲田大学人間科学部卒。
在学中に「貧困」など、人への助力について学ぶ。
卒業後、ビジネスで困っている人を助けるために、提案営業として就職。
その後、ビジネスを超えて人の力になりたいと思い、独立。
「空のみちしるべ」を立ち上げる。

並行して「なんとなく、人の知りえないことが分かる」というぼやっとした力を、自分で学び解析し安定して扱う方法を解明。
現在は人生相談に乗りながら、霊能力や占いについての指導を行っている。

霊視経験 約20年。
参考にした著書 40冊以上(エスター・ヒックス、ハリー・エドワーズ、バーバラ・ブレナン、ベティ・シャイン、トーシャ・シルバーなど)

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