「ソウルメイト」は探さないほうがいいと思う

すいこう いん まい まいんど

私が「伝える側」ではなく、「感じる側」として日常を記す
それが、カテゴリー:「すいこう いん まいまいんど」

こんばんは、彗光でございます。
今日は恋愛の話でもしていこうかと思います。皆さんは「ソウルメイト」という言葉を聞いたことがありますか。

ソウルメイト (soulmate, soul mate) は、soul(魂)とmate(伴侶、仲間)を組み合わせた英語の造語で、魂の伴侶のこと。一般的には、共通の価値観や好みといった深い親和性のある相手、気性の合った人、初対面でも直感的に懐かしさを感じる人、ロマンチックな結びつきのある相手、運命の伴侶、特別な恋人、相思相愛の相手、互いに深い精神的な繋がりを感じる大切な人、深い縁を持つ人などを意味する

wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%88)より

Wikipediaによると上記のように「説明」されているようです。

さて「スピリチュアル」の世界では、「ソウルメイト」を探す方法について言及されていることがあるのですが、
個人的には私は、この「ソウルメイト」を探さないほうがいいと思っています。

「ソウルメイト」を探している人は、「ソウルメイト」を「運命の人」だと考えている人が多いように感じます。
「次に好きになる人は、『ソウルメイト』なんだって、○○さんが言っていた!だから、この恋は本物!」
といった考えになる方が多いように感じられる、ということですね。

それでは、何故、
「ソウルメイト」を「運命の人」だと決めつけることや、
「ソウルメイト」である人と出会おうとすることがあまり良くないか、今日は説明をしていきたいと思います。

恋愛というものは、成功すると分かっているから好きになるもの?

「ソウルメイト」を意図的に探して恋愛を始めれば、その恋が「特別な恋愛」になると考えている方は多いと思います。
「次の恋は本物の恋だから頑張らないと」といった思いになってしまうということです。

でも、よく考えてみて下さい。
恋愛というものは…いえ、人を大切にするというものは「確実な成功があるから」頑張るものなのでしょうか。
逆に言えば、「ソウルメイト」ではない人と恋愛関係になった時には、「ソウルメイト」ではないという理由だけで、
人を大切にすることを疎かにしてしまってもいいのでしょうか。

きっと、そうではないのだと思います。
「恋愛」や「お付き合い」というものはどんな相手であれ、相手との関係性を良好に保とうとして、初めて上手くいくものです。
ですから、誰かに相手のことをどのように言われても、互いが好きで互いを大切に出来るなら「良い恋愛」ができるのだと思います。

ましてや、「本気の恋」をするために「ソウルメイト」を探すという行為は、
あらかじめ「スピリチュアル」のふるいを使って相手を選別するという行為になる訳です。
恋愛というのは、感情で行うものです。
その感情とは別のものである「スピリチュアル」で、恋愛対象を選ぶというものは少し違うと感じませんか。

さらに、信頼のおける「スピリチュアル」の情報から「次に出会う人がソウルメイトです」と言われたならば、
どんなに苦しい思いをしても、次の恋が良い恋愛になるのでしょうか。
それは、私は違うと思います。
まずは自分の「心」があって、その後に補助的なツールとして「スピリチュアル」の判断があるのだと思います。

また「ソウルメイトの特徴」を知ることによって、その「特徴」に当てはまらない人を恋愛対象から外す人がいると聞きました。
「外見も好み、性格も好み。自立した姿も立派、相手も自分を好きでいてくれる。
でも前聞いたソウルメイトの特徴とは違うから、この人は恋愛をすべきではない」
というような判断をなさる方がいるそうです。

「スピリチュアル」というものは、本来自分の「人生」に寄り添うためのツールであり、
そのツールにより人生が定められるものではありません。
霊能者やスピリチュアルカウンセラーが「絶対にこうなる」といえば、何をしていてもその未来がやってくる…
というものではないのです。
そこを間違って理解をしてはいけません。

では「ソウルメイト」とは何のためにあるもの?

では、「ソウルメイト」というものは何のためにある「解釈」なのでしょう。
私は「ソウルメイト」という考え方は、「既にある関係性を解き明かすもの」だと思っています。

「自分の好みとは違うし、提示された現実的な条件もそこまでいいものではない…でも、この人に魅かれる」
という状態であったときに、「エネルギー」の繋がりを見てみたら「ソウルメイト」のような深い関りがあった…
ということは十分にあり得ると思います。

でも、この「繋がり」も何かを保証するものではないと思います。
そもそも「ソウルメイト」というのは、「無条件で自分が幸せになれる相手」のことではありません。
むしろ「ソウルメイト」の場合、自分の成長を促すものである可能性が高いので、何か障害が増える可能性すらあります。

ですので、「ソウルメイト」という言葉にあまり惑わされないようにして欲しい、というのが私の思いです。
「純粋に心が魅かれて大切にしたい」と思う相手を、自分を幸せにしながら一緒に生きる…それが恋愛の秘訣だと思います。

みなさん、自分の心に正直な恋愛をしていきましょうね。

※本文中の体験談には、フィクション要素が含まれることがあります。
※これは特定の誰かを責めたり、断定をしたりすることを避けるためです。

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彗光(すいこう)

早稲田大学人間科学部卒。
在学中に「貧困」など、人への助力について学ぶ。
卒業後、ビジネスで困っている人を助けるために、提案営業として就職。
その後、ビジネスを超えて人の力になりたいと思い、独立。
「空のみちしるべ」を立ち上げる。

並行して「なんとなく、人の知りえないことが分かる」というぼやっとした力を、自分で学び解析し安定して扱う方法を解明。
現在は人生相談に乗りながら、霊能力や占いについての指導を行っている。

霊視経験 約20年。
参考にした著書 40冊以上(エスター・ヒックス、ハリー・エドワーズ、バーバラ・ブレナン、ベティ・シャイン、トーシャ・シルバーなど)

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