スピリチュアルな立場から、時事問題、ちょっとした出来事を読み解く記事…
それが、カテゴリー:「毎日のみちしるべ」
こんばんは、彗光でございます。
最近、このホームページでスタートをした「占い・霊能講座」で日々忙しく過ごしております。
でも、「忙しい」ということは、誰かに必要とされているということ…
この恵みと受講していただいてる皆様に感謝して、日々奮闘しております。
さてその中で…ちょっと「ヒーラー」という職業について思うことがあり、今日は記事を書いています。
ちょっと難しい内容も含まれますが、お付き合いいただけたら幸いです。
スピリチュアルヒーラーという職業
さて。
「ヒーラー」のことを書く前に、少しこの役割というか職業についてお話しておきましょう。
「ヒーラー」と今回は書いていますが、正式な呼称は「スピリチュアルヒーラー」というもので、簡単にいうと「霊的能力によって人の悪い部分を改善する作業をする人」のことを言います。
簡単にいうと、ゲームでいう「回復魔法」を使う人のことですね(イメージしやすいので、細かいことはご勘弁ください…
しかしながら、この「ヒーラー」というものは日本では扱いが難しく。
当然医者ではないので「診断すること」はできませんし、「治療すること」も法律として許されていません。
それに比べてスピリチュアルヒーリングが盛んに行われている「イギリス」では、「ヒーリング」が認められているんですが…
まぁ、海外の状況に注目だけしても、日本の現状は変えられないので今回は取り上げないとしましょう。
(余談ですが…これは一概に「日本の法制度が遅れているからだ」という訳ではありません。むしろ遅れているのは日本のスピリチュアルなのだと思うのですが…)
上記のような背景があるために、「ヒーラー」というのは日本の中でひっそりと生きているものです。
かくいう私も一応は「スピリチュアルヒーリング」というメニューを提供していますが、執り行う際には誤解がないよう、きちんとした説明を行った上「癒しを与えるものとして」行っています。
…こう書くとすごく、ちょっとわざとらしい感じがしますが…
ただとにかく。
いま日本で流行っている「(霊感)占い」・「スピリチュアルカウンセリング」に携わる人の数が増えている一方で、「ヒーラー」というのはそれほど絶対数が増えていないように感じます。
これはどうしてかを予想するに…
実際に「ヒーラー」になるのが難しいと捉えている方が多いためなのではないか?と私は感じています。
すごく正直なことを言ってしまうと、「占い」や「スピリチュアル」の技術(チャネリングやリーディング)というのは、「直ぐにその能力が正しく発揮されたか判断ができないもの」だったりします。
簡単な表現をするなら…
「当たったか当たらないか、直ぐに判断をすることができない」ものだし、「当たったか当たらなかったか」を曖昧に判断することができるものだ、と言えるのです。
(「ある意味こういう観点からすれば当たったよね」~みたいなことを言える)
でもヒーリングは違います。
体調やケガが改善したかどうかは(気のせい、というのもあるけど)はっきりと素人目でも判断をできるものだし、その効果が出るかどうかは数日内に分かるものなので、「(そのヒーラーが)きちんと技術を扱えるかどうか」を多くの人が判断をできるものなのです。
そういった「誤魔化し」ができないシビアなものでもあり…日本では「自分はヒーラーである」とか「ヒーラーになりたいと思っている」という人が少ないのだと私は思っています。
「人の考えていることを当てたり、神様の声をいただける人」は多くて、「見えない存在の恩恵を受けて傷を治すこと人が少ない、というのはなかなか「興味深いトピック」ですけどね。
「ヒーラー」ができることの範疇
今回はそのメカニズムなどについては今回は省力しますが、「ヒーラー」というのは幅広い状況に、全般的に対応できる技術です。
しかしながら、何か病気になった時に第一に駆けよるべきは「病院」でしょう。
今の医療というのは、すごく発達をしていますし、きちんと「ヒーリングを理解したヒーラー」を探すのは難しいものなので…とにかく頼れるのあれば「お医者さんにかかったほうがいい」と思います。
そういった前提の上で…(とにかくお医者さんを優先した方がいいということを忘れずに)「ヒーラー」が対応できる問題についてご紹介していこうと思います。
「ヒーラー」は「エネルギー」を用いて人の体に変化を起こします。
しかし、絶対的なエネルギーを増やすことはできないので「欠損」や「欠如」ということに対応するのはあまり得意ではありません。
その代わり、「エネルギー」というものは物体を貫通して作用することができるものなので「体の内部にある原因」に対するアプローチを行うことができると言われております。
また心理的な変化についても効果を表しやすいと言われています。
結構広い事象に対してアプローチできると思いませんか?
もっとヒーラーを目指す人が出てきてもいいと私は思う。
私の思いとして。
この「ヒーラー」というもの…目指す人がもっと増えてくれたらなと思っています。
何故なら「チャネリング」や「リーディング」という「人並み外れた能力を持っている人」に興味を持ち、かつ、そういった「占い」や「霊能力」を使って「人のためになりたい」と思っている人がたくさんいるためです。
人の痛みや苦しい状況に間接的にアプローチを行う「チャネリング」や「リーディング」といった「メッセージ系」能力よりも、人の苦しみに直接的に関与できる「ヒーリング」…
きっと覚えることで、多くの人の力になれると思いますので…是非とも「見えない世界」に関わり、人の力になりたいと考えている人は「ヒーラー」として生きることも考えてみて欲しいなと思います。
ただ、上記でも書きましたが「シビア」な世界であるのは明らかなものです。
きちんとした「知識」、「日本におけるヒーラーができること」、「人の痛みに寄り添うこと」など「確実に」知っていないといけない…ということが多いためです。
正直「スピリチュアルリーダー(reader)」や「チャネラー」と言われる人は、知識がなくても「自分は聞こえる人・分かる人だ」と自称すれば、その時点で「その役」になることができます。
なぜなら、「その能力」を公平に判断する方法が日本では確立されていないためです。
私は将来的には…
多くの人が安心して「見えない世界のスペシャリスト」に会えるよう、何か公平な一定の基準であったり、約束事が定められたらなと思っています。
そして困難に立ち向かう「ヒーラー」や「スピリチュアルワーカー」が社会で認められ、多くの人の力になれる社会になっていってくれたら…
最近、そういった世界に飛び込もうとする人を教える中で、深く考えたのでした。
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