スピリチュアルな立場から、時事問題、ちょっとした出来事を読み解く記事…
それが、カテゴリー:「毎日のみちしるべ」
こんばんは、彗光でございます。
今日は以前こちらで書かせていただいた内容ではありますが、
最近「占い」や「スピリチュアル」というものが改めて流行ってきているようですので、
そういった見えない世界が人生にどのような影響を及ぼしていくのかを書いていきたいと思います。
なぜこのようなことを書いているのかと言うと、最近の傾向として「占い」や「スピリチュアル」自体が、
「人を幸せにする」というような解釈をされていることが多いためです。
結論から申してしまいますが、実際のところそういった「占い」や「スピリチュアル」自体が人を幸せにすることはない、
ということを断言させていただきます。
幸せを定めるのは、まず「普段の行動」
よくテレビ番組などでパワースポット特集であったりだとか、幸運を招く方法について取り上げられている時があります。
もちろんこういったものに関しては、全く効果がないというわけではありませんが、それ以前に自分を幸せにするために必要なことがあります。
それは普段の過ごし方を見つめて改善することです。
どれだけパワースポットを訪問しようが、どれだけ運気が上がる行動したとしても、
一番に自分の人生を左右するものというものは、「日常の自分の行動」であったりします。
皆さんに一度考えてみて欲しいのですが、皆さんがもし見えない世界の神様であったり精霊さんであったらば、
普段他人に対して意地悪をしたりとか、ずるいことをして人を貶める人を幸せにしたいと思いますか。
現実的な話を例に説明をしていきましょう。
会社で他人の成果を奪い取り、人事を決める人事部長や直属の上司にゴマをするだけの人がいるとします。
そういった方を人事担当の方や直属の上司が昇進させてしまうとどのようなことが起きてしまうでしょうか。
きっと真面目に働いている人は働く気力をなくしますし、実力がない人がどんどん昇進していき会社を運営していくことになるので、
最終的には会社は潰れてしまうのだと思います。
この会社を現実世界に置き換えて考えてみると分かりやすいと思います。
人事の担当者であったり直属の上司というものは、神様であったりいつも私たちを見てくれている守護霊さんです。
彼らのつながりの深い場所であるパワースポットであったりだとか、
彼らのエネルギーを豊富に受けている運気上昇グッズをたくさんつけて、その恩恵をあずかろうとしても、
他人の成長を邪魔したり他人を使ってのし上がろうとしている限り、「この世界を守るため」に彼らは私たちを幸せにはしてくれないのです。
ですから、どれだけ「占い」や「スピリチュアル」にお金や労力を費やしたとしても、
日々の行いというものが変わらないのであれば幸せに直結するわけではないのです。
「スピリチュアル」というものは何なのか
本来「スピリチュアル」というものは上記でいうと「普段会話することができない人事担当や直属の上司がどのように考えているか」、
ということを知る方法であり、その結果自分が成長し魂のレベルを上げていくにはどういったことをしていけばいいのか、
ということを教えてくれる「ツール」だったりします。
ですので、「スピリチュアル」自体は人生を変えたりするものではなく、「人生をこのようにしていきたい」という、
「希望」を支える手助けをしてくれるものだということを覚えていていただければ幸いです。
私がこのブログで摩訶不思議な超自然的なことを書く頻度が少ないのは、上記のような理由があります。
神様や守護霊さんは皆さんに自立して欲しいと思っておりますし、成長して欲しいと思っているものです。
その成長を阻害するような何も「人間力」をあげることなく幸せになるようなことを神様や守護霊さんに望んでも、
彼らはきっと答えてくれないと私は思います。
それはまるで、人間における「親と子の関係」のようなものだと思います。
神様や守護霊さんはいつも私たちのことを見てくれてはいますが、欲しいものをただ分け与えてくれるわけではありません。
我が子が立派に育つことを望むように、時に試練にぶつかった時でも静かに見守ってくれることもありますし、
どうしても挫折する時には優しく手を差し伸べてくれることもあります。
スピリチュアルや占いを手っ取り早く幸せになるためのツールだと思わないで、
自分たちが幸せに生きるためにはどういった毎日を過ごせばいいのかという「指針」を探す手伝いとして、扱ってみてくださいね。
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