幸せを噛みしめることと、羽目を外すこと

毎日のみちしるべ

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こんにちは、彗光でございます。
最近、自分の「感情」と「波動」の状態をコントロールするよう意識して生活をするようにしております。
どうしても今の時期は、気候が不安定でたださえ精神的な負荷が大きい時期なのですが、最近はさらにコロナ禍であるため、皆様もさまざまなストレスをお抱えになっているのではないかと思います。

今日はそんな中「暗い気持ちを吹き飛ばしてしまおう!」と楽しいことをしたときに、周りが見えなくなるぐらいに楽しんでしまうこと…いわゆる「羽目を外すこと」ってどうなのかしら?ということについて、少し書いていきたいと思います。

楽しさを謳歌することは、自分を幸せにする近道である

まず、「羽目を外すこと」についてお話をする前に、「楽しいことをする」ことについてご説明をしていきましょう。

誰だって「毎日を『幸せ』や『喜び』で満たしたい」と望むものですが、そういった感情を増やすためには、小さなものでも「幸せ」や「喜び」を探すことが大事になることをご存じでしょうか。
「元手」という訳ではありませんが、「小さな感情のきっかけ」というものを意識することで、人は同じような感情を引き寄せられるようになるものなのです。

例えば、「幸せ」や「喜び」を自分の生活に増やしていきたいのであれば、小さな「幸せ」や「喜び」を見つけるようにすることが大切で、逆にいえば「悲しみ」や「怒り」といった負の感情に着目すれば、そういった「負の感情」が増えていきます。

本当に些細なことでいいのです。
例えば洗濯で今日もきれいに汚れが落ちたとか、料理の味付けがばっちり決まったとか。昼食がいつもと違うメニューだったのだけど、思った以上においしかった、とか。
こういった日常の「ちょっといいね」を探すことで、日常というものは少しずつ素晴らしいものが増えていきます。

これは「引き寄せの法則」という霊的な法則が影響しているもので「感情を始めたとした見えないエネルギーは、似たようなエネルギーを引き寄せる」という性質を持っているためです。
簡単にいえば「自分の思考が現実に影響を与える」といったものでして、明るい気持ちがより明るい気持ちを作るということなのですね。

例えば皆さんが「良くない状態にあるな」といった自覚症状があるときには、意識して感情の動きを感じることが大切です。
「とてもイライラすること」が起きて、自分が思った通りにことが運ばないようなときは、それ以上「上手くいかない現状」を意識しないようにすることが大切です。
代わりに「たまたまうまくいってないんだ、少し経てばきっとうまく回り始めるさ」ぐらいの明るい気持ちでものごとを捉え「うまくいった瞬間」をイメージをすれば、きっと良いイメージが現実を良い方向へ転換させていくことでしょう。

悪い流れや感情に埋め尽くされているときには、意識をして動かないと上記のような「考え方のシフト」というのは起こすことは難しいものです。
ですので、「自分が今、負の感情に飲まれているな」と感じたときには、落ち着いて考えのパターンを変える必要がありますし、そういった自分の状態をきちんと捉えるために、日ごろから自分の感情を意識することが大切です。

幸せの真っただ中にいるとき、流れに身を任せるか?理性を働かせるか?

さて、それでは「思考のシフト」が上手くいき、悪い状態が良い状態に移行していったとしましょう。
具体的に説明するならば「いいことを考えていたら、身の回りにいいことが増えてきていたと自覚している状態」のことをイメージしていただけたらと思います。

「いいことづくめ」のとき、皆さんはどういった心情になるでしょうか。
多くの人が「いいことがたくさん起きているのだから、幸せを感じているのではないかな」と思う一方、「『調子に乗ると足元をすくわれる』という言葉もあるし、これから悪いことが起きるかもしれないと警戒する」と考える人もいるでしょう。
どちらがより「霊的に考えて」良い考え方なのでしょうか。

その答えは、普段の行動にもよるのですが、基本的には「幸せを謳歌する」のが一番だと思います。
「楽しいことが起きているのだから、また新たに楽しいことが起きる」と考える方が、余計な心配によって「ネガティブなことを引き起こさないため」です。

ですが「自分が他人に対してそれほど貢献していないとき」に、自分が想定している以上の「いいこと」が起きたときには注意をしましょう。
「自分に入ってくるものと、出ていくものはバランスが取れている」という「正負の法則」が働き、自分が何かを失う可能性があるためです。

そうはいっても、特別に大きな「いいこと」ではない限り、そこまで「正負の法則」を気にする必要はないと思います。
ただ「競馬がたまたまあたったとき」や、「冗談のつもりで行ったことが、結果的に自分に利益をもたらした」ということが起きたときには、調子に乗らないのが一番です。

「普段から人に貢献すること」もなしに、急にいいことがあった場合には、自分でバランスをとる行動を取ったほうが良いと思います。
例えば、得た利益の一部を他人に分け与えるとか、必要な努力を日々するようにする…などといったものですね。

「『大きな幸せ』が突然やってくること」は、とにかく注意が必要なのです。「宝くじ」が当選しても、周りとの不和が起きて不幸になった人は、たくさんおります。
そして、世界の偉人たちは「寄付好き」な人が多いものです。きっと彼らは無意識のうちに、「正負の法則」を意識しているのかもしれませんね。

おわりに

自分が過ごす時間の中で「他人に与えていること」と「自分が得ているもの」のバランスが取れている限り、「幸せであること」を必要以上に恐れる必要はありません。
ただし、そのバランスを超えて羽目を外すことをすれば、きっと「正負の法則」が働き、その代償を求められることになるでしょう。

また、人にたくさん貢献している人は「幸せを受け取ること」も忘れてはなりません。
そうでなければ、「私は幸せを受け取る必要がない」と思いがどんどん増長していき、望まないことが起きるためです。

全体として「幸せになること」を必要以上に恐れる必要はないですし、だからといって「根拠のない幸せ」を願い続けることも良くはありません。
こういった判断を行うために、日々の振り返りが大切ですし客観的に自分の行動を評価することも大切なのです。
毎日を「なんとなく」過ごすことも素敵ではありますが、ときには自分の行動を振り返ることも意識してみましょう。

※本文中の体験談には、フィクション要素が含まれることがあります。
※これは特定の誰かを責めたり、断定をしたりすることを避けるためです。

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彗光(すいこう)

早稲田大学人間科学部卒。
在学中に「貧困」など、人への助力について学ぶ。
卒業後、ビジネスで困っている人を助けるために、提案営業として就職。
その後、ビジネスを超えて人の力になりたいと思い、独立。
「空のみちしるべ」を立ち上げる。

並行して「なんとなく、人の知りえないことが分かる」というぼやっとした力を、自分で学び解析し安定して扱う方法を解明。
現在は人生相談に乗りながら、霊能力や占いについての指導を行っている。

霊視経験 約20年。
参考にした著書 40冊以上(エスター・ヒックス、ハリー・エドワーズ、バーバラ・ブレナン、ベティ・シャイン、トーシャ・シルバーなど)

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