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それが、カテゴリー:「毎日のみちしるべ」
こんにちは、彗光でございます。
今日はリクエストが最近増えている「恋愛」のお話をしていきたいと思います。
さて、早速ではありますが、「最近の恋愛傾向」について感じることをお話していきます。
皆さんは以下のようなカップルを見たことがありませんか?もしくは自分がそうなっていないでしょうか?
「自分で気持ちを伝えるのは恥ずかしい。でも、相手には自分の価値を伝えて欲しい」
「自分が約束破るのは仕方ない。でも、相手が約束を破るのは絶対に許せない」
最近、こういった話をたくさん聞きます。
「自分が傷つくことは回避したい。自分が我慢するのは嫌。でも、相手にはそれを許さない」
…まとめるこんなところでしょうか。とにかく、こういった発想の方が非常に多いと感じます。
それに対して「自分で何かをしてあげたり、我慢することも大事だよ」と伝えると、以下のように返されます。
「過去のトラウマがあって、相手に拒絶されることが怖い」
「自分の魅力が分からないから、自分が何をすればいいのか分からない」
こういった話、あなたの周辺にもありませんか。
もちろん、「過去の苦しみ」が現在の行動を束縛してくることはあると思います。
「いつも捨身でリスクを恐れずにいくこと」がいいというわけではないですし。
怖いものは怖いと思います、私も実際そうです。
ただ、「求める」だけでは「得る」ことはできないのも、事実なのです。
この世には「与えること」と「受けること」のバランスがいつも均等になるという「正負の法則」があります。
何かを得るためには、何かを賭する必要があるのです。努力とか。誠実さとか。労力とか。
それは恋愛にも当てはまることでして、
「自分だけ愛されていて、愛を伝えられて、我慢をせず、幸せでいたい」
ということは叶う訳がないのです。
こうやって言葉にすれば、皆さん「そりゃそうでしょ」と言うと思いますが、実際このような恋愛をしている人は沢山います。
さっき伝えたような、言い分と共に…「過去のトラウマがあって…」「私には価値がないから…」という。
ここまで読んでいて「私は大丈夫」と考えていらっしゃることもいるでしょう。
しかしながら、「平等な関係性」…相手に気持ちを伝えたり、相手を守るためには危険を冒しても構わない…
を意識している人でも、知らぬうち相手に「不平等」を押し付けてしまうときがあります。
そうならないために大切なことがあります。
それは、「客観的に見て物事を判断する目線」です。
恋愛の中で、すれ違いが発生してる時など、視野が狭くなっているとき。
自分の感情だけしか見えず、そのまま「相手に思っていること」をぶつけてしまうという人は多いと思います。
そういった時には、相手に理不尽な話を押し付けてしまいがちです。
理不尽な話は、よりすれ違いを増やしてしまうものですから、なんとか回避したいものです。
自分が感情的になっているときほど、
「自分が言われて辛いことを、自分は相手に要求していないかな」
「相手が伝えてくれていることは、誰のためを思っているのかな」
と「戦闘の席」から一回離脱して、考える癖は絶対に持っていた方がいいと思います。
必ずしもすべてが当てはまる訳ではありませんが、
「自分がやられて嫌なこと」は、相手もやられて悲しくなることが多いものです。
仮に、「自分がやられて嫌なこと」を相手が許してくれたとしても、それが「不平等」なものなら、
支えあう関係…維持できる関係というのは作れないものです。
「支えあう」には「人間として」二人が同じ高さにいなければなりません。
後半へつづく…
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