「本当の恋」は駆け引き勝負ではない(前編)

毎日のみちしるべ

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こんにちは、彗光でございます。
今日はリクエストが最近増えている「恋愛」のお話をしていきたいと思います。

さて、早速ではありますが、「最近の恋愛傾向」について感じることをお話していきます。
皆さんは以下のようなカップルを見たことがありませんか?もしくは自分がそうなっていないでしょうか?

「自分で気持ちを伝えるのは恥ずかしい。でも、相手には自分の価値を伝えて欲しい」
「自分が約束破るのは仕方ない。でも、相手が約束を破るのは絶対に許せない」

最近、こういった話をたくさん聞きます。
「自分が傷つくことは回避したい。自分が我慢するのは嫌。でも、相手にはそれを許さない」
…まとめるこんなところでしょうか。とにかく、こういった発想の方が非常に多いと感じます。

それに対して「自分で何かをしてあげたり、我慢することも大事だよ」と伝えると、以下のように返されます。

「過去のトラウマがあって、相手に拒絶されることが怖い」
「自分の魅力が分からないから、自分が何をすればいいのか分からない」

こういった話、あなたの周辺にもありませんか。

もちろん、「過去の苦しみ」が現在の行動を束縛してくることはあると思います。
「いつも捨身でリスクを恐れずにいくこと」がいいというわけではないですし。
怖いものは怖いと思います、私も実際そうです。

ただ、「求める」だけでは「得る」ことはできないのも、事実なのです。



この世には「与えること」と「受けること」のバランスがいつも均等になるという「正負の法則」があります。
何かを得るためには、何かを賭する必要があるのです。努力とか。誠実さとか。労力とか。

それは恋愛にも当てはまることでして、
「自分だけ愛されていて、愛を伝えられて、我慢をせず、幸せでいたい」
ということは叶う訳がないのです。

こうやって言葉にすれば、皆さん「そりゃそうでしょ」と言うと思いますが、実際このような恋愛をしている人は沢山います。
さっき伝えたような、言い分と共に…「過去のトラウマがあって…」「私には価値がないから…」という。

ここまで読んでいて「私は大丈夫」と考えていらっしゃることもいるでしょう。

しかしながら、「平等な関係性」…相手に気持ちを伝えたり、相手を守るためには危険を冒しても構わない…
を意識している人でも、知らぬうち相手に「不平等」を押し付けてしまうときがあります。

そうならないために大切なことがあります。
それは、「客観的に見て物事を判断する目線」です。

恋愛の中で、すれ違いが発生してる時など、視野が狭くなっているとき。
自分の感情だけしか見えず、そのまま「相手に思っていること」をぶつけてしまうという人は多いと思います。

そういった時には、相手に理不尽な話を押し付けてしまいがちです。
理不尽な話は、よりすれ違いを増やしてしまうものですから、なんとか回避したいものです。

自分が感情的になっているときほど、

「自分が言われて辛いことを、自分は相手に要求していないかな」
「相手が伝えてくれていることは、誰のためを思っているのかな」

と「戦闘の席」から一回離脱して、考える癖は絶対に持っていた方がいいと思います。

必ずしもすべてが当てはまる訳ではありませんが、
「自分がやられて嫌なこと」は、相手もやられて悲しくなることが多いものです。
仮に、「自分がやられて嫌なこと」を相手が許してくれたとしても、それが「不平等」なものなら、
支えあう関係…維持できる関係というのは作れないものです。
「支えあう」には「人間として」二人が同じ高さにいなければなりません。

後半へつづく…

※本文中の体験談には、フィクション要素が含まれることがあります。
※これは特定の誰かを責めたり、断定をしたりすることを避けるためです。

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彗光(すいこう)

早稲田大学人間科学部卒。
在学中に「貧困」など、人への助力について学ぶ。
卒業後、ビジネスで困っている人を助けるために、提案営業として就職。
その後、ビジネスを超えて人の力になりたいと思い、独立。
「空のみちしるべ」を立ち上げる。

並行して「なんとなく、人の知りえないことが分かる」というぼやっとした力を、自分で学び解析し安定して扱う方法を解明。
現在は人生相談に乗りながら、霊能力や占いについての指導を行っている。

霊視経験 約20年。
参考にした著書 40冊以上(エスター・ヒックス、ハリー・エドワーズ、バーバラ・ブレナン、ベティ・シャイン、トーシャ・シルバーなど)

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