パワーストーンブレスレットの選び方、制作依頼の仕方

毎日のみちしるべ

今回、仕事として友人から「自分に合うパワーストーンブレスレットを作って欲しい」という依頼を頂いたので、霊的に何に気を付ければ良いのか、まとめてみました。

ちなみに、私は趣味でアクセサリーを作っているので、石だけ買ってくれば自分でブレスレットの形にすることができます。
作ることができない場合でも、石を売っているお店に頼めば、大体の場合ブレスレットにしてくれると思います。是非とも既製品ではなく、自分に合ったブレスレットにチャレンジしてみましょう。

それでは、私の場合の作り方を説明していきます。
全ての工程を行わなくても、自分に合ったものは選べると思いますので、参考程度に読んで頂ければ幸いです。



・「何を目的にブレスレットを作る」のかを探る

「自分の足りないエネルギーを補うため」、「自分の強みをさらに際立たせるため」など、まずは、作るブレスレットに何を求めるかを考えていきます。

パワーストーンは大体チャクラに対応している場合が多いので、「つける人のチャクラの状態を調べ、“不足している部分”や“強く働いている部分”を探る」といったことを行うと良いと思います。

もし、チャクラを読み取る方法がなければ、「自分の健康状態・精神状態に着目する」といった方法でもよいでしょう。「最近、疲れがたまり易い」とか、「ストレスを強く感じている」などといった状態を、まとめていきます。


つける人のエネルギー・波動を調べる

目的をまとめたら、次につける人のエネルギーや波動を調べていきます。
石も人と同じようにそれぞれエネルギーが違うため、同じような力を持っていても、人によって合う・合わないがあります。

例えば「三大ヒーリングストーン」と呼ばれている石があります。「ラリマー」、「チャロライト」、「スギライト」の3つです。これらの石は、石自体が強いエネルギーを持ってます。

ラリマー

「それなら、エネルギーが高いものを選べば間違いないね」
と思われる方がいるのですが、実際はそうではありません。

自分のエネルギーに合った石を選ばないと「常に石からのエネルギーに影響を受けるようになり、自分のエネルギーが不安定になること」があります。
また、「エネルギーが足りない石をつけていても、効果があまりでない」ということもあります。ですので、自分のエネルギーに合った石を選びましょう。

自分のエネルギー状態を調べるには、霊視をしてもらうのが一番ですが、もちろん霊視が出来る人が周りにいない場合もあります(というか、殆どの場合がいないですよね)。

そんな時には、実際に石を選ぶときに「触って確かめてみる」のが一番だと思います。石を触った際「特に何も感じない」場合は、エネルギーが合わないか、石自体のエネルギーが少ない場合です。
逆に「石がトゲトゲ・ピリピリしているように感じる」、「石からエネルギーを吸収されてるように感じる」場合は、石のエネルギーが高過ぎる場合です。

石は、同じ産地、同じ種類でも一つ一つエネルギーが違います。ですので、出来るだけ石を選ぶときには、実際に触ってみて、自分のエネルギーが合うかを確かめながら選ぶようにして下さい。


・石を実際に選ぶ

さて、上記で少し石の選び方について触れてしまいましたが、「目的」・「自分のエネルギー量」を確認したら、石の選定に入っていきます。

7つのチャクラの色と石の色は関係していることが多く、強化したいチャクラがあれば、そのチャクラのシンボルとなっているカラーの石を、まずは触ってみるのが良いでしょう。

例)最近、物や人を大切にする余裕がない場合、「対象を大切にすること」を司る第四チャクラを強化するようにする。
第四チャクラのシンボルカラーは「緑」。「フローライト」などから感触を確かめてみる。

フローライト

第一チャクラは「赤・生命としての存在」
第二チャクラは「橙・生理的な役割」
第三チャクラは「黄色・感情の働き」
第四チャクラは「緑・事物を愛し大切にする」
第五チャクラは「水色・自己を表現し伝える」
第六チャクラは「濃い青・将来を見据え未来を目指す」
第七チャクラは「薄紫・天界からの導きを受ける」

簡単に書くと、このようになっております。
まずは、こういった色の石から好きな石を探し、触れてみるのが良いかと思います。

しかし、石を探しているときに、「この石が気になる」と引かれるものに出会うこともあります。その場合は、自分の直感に任せるのが良いかと思います。
触ってみて心地よいのであれば、石の持っているエネルギーと、自分のエネルギーが上手く融和している証拠だと思います。

その際、その石の色が上記のチャクラに対応していない場合があります。例えば「黒」「白」「ピンク色」「透明」など。また複数の色が混ざっていたり、反射に寄って色が変わっていく石もあります。

実は、各色はヒーリングに使われるエネルギーなどに関係するのですが…正直、そこまで説明したり、覚えようとすると大変です。
ですので、色の意味や石の力を「本で調べたり、ウェブで検索してしまう。」のも手だと思います。
今まで私が調べることで得られた情報で、「これは全然違う」と感じた情報は殆どなかったので、そういった情報を利用するのも良いかと思います。

ただ、困ったときは「自分のエネルギー」に選んでもらうのが一番です。
「目的」と「自分のエネルギーを知る」ことから大体石に当たりを付け、その後は自分が「いいな」と思うものを選ぶのが良いかと思います。

「一つのブレスレットに、複数の種類の石を入れるのがいいか、単一の種類の石を入れるのがいいか」ということについては、慣れないうちは単一の方が良いかと思います。
エネルギーのバランスや、「そのブレスレット自体が何を目指しているか」というエネルギーの方向性を考えないといけないので、中々難しいためです。
「癒し求めているから、“ヒーリングストーン”と呼ばれるもの全部入れればいい」という訳ではなかったりします。石には石同士の相互作用があったりしますので。


ただ、最後にお伝えしたいのは「パワーストーンを付ければ、毎日が劇的に変わる、という訳ではない」ということです。
パワーストーンは、良き隣人のようなものです。良い影響は与えてくれますが、だからといって、主体となって自分の人生を変えてくれる訳ではありません。

よく「タイガーアイ」が「商売繁盛」や「金運」の石として取り上げられますが、それだけで自分のお金周りが良くなるということは少ないと思います。

タイガーアイ

石の力を受けることで「新しい現実を迎える準備」をすることはできますが、自分の人生を切り開くのは自分です。その点を忘れないようにしましょう。

実際、私は沢山のパワーストーンをつけておりますが、それは「石の力」を頼っているというよりは、そもそも「石が好き」だからだったりします。
今回の記事を通して、皆さんも素敵な「隣人」と出逢えることを、心より祈ってますね。

今回、パワーストーンの写真は、Karulaさん、てふてふさん、toyaさんによる写真ACからの写真をお借りしました。ありがとうございます。

※本文中の体験談には、フィクション要素が含まれることがあります。
※これは特定の誰かを責めたり、断定をしたりすることを避けるためです。

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彗光(すいこう)

早稲田大学人間科学部卒。
在学中に「貧困」など、人への助力について学ぶ。
卒業後、ビジネスで困っている人を助けるために、提案営業として就職。
その後、ビジネスを超えて人の力になりたいと思い、独立。
「空のみちしるべ」を立ち上げる。

並行して「なんとなく、人の知りえないことが分かる」というぼやっとした力を、自分で学び解析し安定して扱う方法を解明。
現在は人生相談に乗りながら、霊能力や占いについての指導を行っている。

霊視経験 約20年。
参考にした著書 40冊以上(エスター・ヒックス、ハリー・エドワーズ、バーバラ・ブレナン、ベティ・シャイン、トーシャ・シルバーなど)

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