私が「伝える側」ではなく、「感じる側」として日常を記す
それが、カテゴリー:「すいこう いん まいまいんど」
こんばんは、彗光でございます。
今日はオウンドメディアの本を読んでいまして、まだ途中ではあるのですがちょっと考えてることを書いていきたいと思います。
ちなみにオウンドメディアというのは…簡単に言えば「自社のサービスなどを売る、ブランドを確固たるものにするためのコンテンツ」のことを指します。
まあ、難しい話なので置いておきますが私のホームページでいう、このブログのことをいいますね。
自分で作るコンテンツ、ということなので。
さて、今日はそういった難しい話ではなく、単純に思うことを書いていきますよ。
「いいもの」ってなんだろう?
さてまあ、ブログなどを書いているときに思う「いいもの」。
そりゃ作るのならば誰かに読んでもらいたいし、できるなら誰かに広めて貰いたい…そう思うものです。
でも実際、何かを作り出そうとすると、この「いいもの」というものが本当に難しい…何を元に「いいもの」とするか考えてしまいますよね。
例えば文章に関して、「誰かに読んでもらいたい」となると「検索にどれだけひっかかるか」ということを意識することなり「SEO」や「文字数」とか「根拠のある文章」とか、どんどん「テクニカル」になっていくんです。
それで、途中から「何を目的にしてるのか」を忘れてしまう…なんていうのかな、「必要とされている要素」を入れ込むことに必死で、自分の中の「いいもの」を置き去りにしてしまうんですよね。
例えば「ここで終われば簡潔な文章!」という文章を書いたとしても、「検索に引っかかるのは2000字以上」というテクニカルな話があると、「無理にでも足そうかな…」という思いに駆られて、文章の良さが失われてしまう。
そんなことって、結構あると思うんです。
これって音楽における楽曲作りでも当てはまることで、必要以上に難しいコードをあてがってみたりとか、無駄に楽器数を増やしてしまったりとか。
なんていうのかな、自分の「いいね」を自分で壊してしまうんですよね。
そうならないために、自分の「何が『いい』のか」という価値観は大切にしないといけない…そう感じるわけです。
そもそも、人が「いいね」と思うことは
そもそもの話なのですけど、誰かが何かを「いいね」と思う時、何に基づいてそう感じるか…
それは多分「テクニカルなもの」ではないと思うんです。
例えば過去の著名な絵画において、「〜時代の社会背景が如実に表されていて…」という理由で「いいね」という人は少ないわけでして。
クロード・モネさんの「睡蓮の池」を見たときに、「この絵画技術的に考える…」という感想ではなく「この絵綺麗!」という率直な感想で人はいいものを「いい」というと思うんです、例えば。
だからといって、「自分の価値を無理に押し付ける」ようなことをしても、独りよがりになるから難しいのですが、「いいものはいい」という感性は大切にしたいですよね。
ここだけの話、ブログ、書くの嫌になってきてました
何でこんな話を書いていたのかというと、ブログ書くのが億劫になってきてて、嫌になってきてたんですよね…
実はブログというのはすごいテクニカルな「これがいい」がとってもあるのです。
例えばこういった「ネガティブな感情は書くな」とか、冒頭に書いた「文字数の話」とか「根拠がどこにあるか明確にする」とか…本当にたくさんあります。
でも、これを守り続けると本当に日々の文章を書くのが重くなってくるわけでして。
それこそ、何を「いい」と思って自分が文章を書いているか分からなくなってしまう。
さて、皆さんもそういったことはないでしょうか?
本来自分がやりたかったことを、「効率化」や「定石」によって忘れてしまっていることはありませんか?
実際、そういった「効率化」や「定石」というのは人によって全然違うもので、誰かが「いい」と言っているものを違う人が「ダメ」と言っていることも多いわけです。
では、最終的に何を信じればいいのかといったら「自分の望むものが満たされているか」ということなんですよね。
テクニカルな用件を満たすことで、自分の望むことはクリアできているのか、ということです。
私の場合だったら、「十分な文字数の記事を書く」というテクニカルな用件を満たすことによって、たくさんの人に記事は読まれるのか、ということなります。
結果は「No」だったわけなので、必要以上に話を膨らませる必要はないのだと改めて感じたわけなのですね。
テクニカルな用件っていうのは「自分がうまくいっていない時の、打開策になる『きっかけをくれる』」のですが、必ずしも正解ではないわけでして。
だからテクニカルな用件を取り入れてみて、打開できず負担が増えるなら元に戻し、他の方法を試せばいいのだと思います。
まあ、自分でその事実を忘れているから、こうやってブログを書くのが億劫になる…と苦笑いしながらこの記事を書いています。
皆さんも「ルール」に縛られすぎて、自分の「いいね」がなくなってきてるのなら、一度ルールを外してみるのもいいかもしれません。
さて、今回はさっくりと文字数を気にせずここらで終わりにします笑。
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