スピリチュアルな立場から、時事問題、ちょっとした出来事を読み解く記事…
それが、カテゴリー:「毎日のみちしるべ」
上手くいかない時の話。
このブログにおいて、「暗い話題」を書いてこないように意識して回避をしていたのですが、
そろそろ書きたいことを、書いていってもいいかなと思いまして。
人間の暗い部分などについても、話をしていきたいと思います。
そもそも、この世というのは「陰陽」という、光と影の側面があるので、
光の面だけを照らし続ける、というのは違和感がありますし。
自分が「彗光(すいせいのひかり:すいこう)」と名乗っているだけあるので、夜の中の光について話てもいいのかな、と。
いろんな生き方について私は話をしてきていますが、
それでも、人間誰しも「辛い時」があるということは、一応認識しているつもりです。
「自分の思い通りにいく世界が理想なのか」ということを考える必要はありますが、今日は置いておいて…
とにかく、人は誰だって「思い通りにいかないとき」というのがあります。
当然っていえば、当然なのですけどね。
まぁ、隠すことも無いので書きますが…
私は、この仕事を始めてから両親が離婚し、貯めていた財産がすべて「とあること」で吹っ飛び。
仕事を自由にできる環境から突き放され、思い描いていた夢が朽ちていくことがありました。
いやあ、今は笑って言えますが、生きることを諦めようとしたこともありました。それも、最近まで。
生きることの大切さを皆さんに伝えながら、自分に言い聞かせてたときもありました。
スピリチュアルなことを学びに学んだ結果、自分の「死」への恐怖というのがどんどん薄れていって。
他人に対して、自分の「死」がどういう影響を及ぼすかを、考えられてなかったのですよね。
それから、沢山の人の助けを…声を聞いて。
今に至るというところです。本当にたくさんの声を頂きました。
私が鈍感すぎるが故、「人に与える影響」というものを軽んじていた事実とか。
沢山の人のためになっていたという事実を「改めて」教えてもらいました。
時々いろんな人に怒られるのですが。
自分がやっていることを、そこまで評価してない…というか、まだまだ未熟だと思っているので。
実は、この仕事に対する自己評価はそこまで高くはありません。
でも、「感謝している人がいる」という事実に目を背けていたことは、本当に申し訳ないと思いました。
自分の身の上話だけで終わるのは誠に忍びないので…ここから何が言いたいのか、ということですね。
自分が学んできた知識とか、見えない世界から教わったことの中に「信念」というものがあります。
最近「人というのは『何をするか』も大切だが、『何を想うか』というのも大切だ」ということをお伝えしておりますが、
「信念を大切にする」ということも、人の想いという側面で関係しておりまして。
困窮しているときこそ、「自分の想いの強さ」を試されるのだと思います。
神様が「人として生きること」について、問題を出してくるのだ…ということです。
多分、困窮している生活の中で「人を蹴落として、楽になる方法」というのが見つかることがあると思います。
ただ、実はそれは神様からの試練で、それに気づいたときに「行うかどうか」を問われる訳ですね。
「君は、辛いという状況下で、どういう選択をするの?大切にしていた志…つまり、信念を捨てるのかい?」と聞かれるのです。
ここからは単なる私の体験記でもありますが…
私は神様からの問いに対して、「苦しくても「信念」を持ち続ける」という回答をしました。
そして、心からそういった回答をしてよかったなと今思っています。
多分苦しかったからといって、自分が信じている道を外れていたら。
他の人に「会いたい」と思われる人間にはならなかったと思うし、人に生きることを伝えられなかったと思うわけでして。
スピリチュアルな分野で言えば、いろんな修飾語をつけて売ることもできました。
仰々しく自分のスキルを紹介して(例えば、守護神の加護がなんちゃら、とか。高次元エネルギーが…とか
市場価格より高く売れば、多分、結構儲かったと思います。
でも、そうしたくなかったんです。
霊的な世界の「真実」を知って欲しかったし、困った人が「お金が払えないから、依頼できない」という状態は、
何としてでも回避したかったので。
そうして「信念」を抱えながら生き続けた結果…
私の「信念」を評価してくれて、私という人間を愛してくれる多くの人と、毎日を過ごしています。
と、今日は自分を例に「辛いときに何を思って生きるか」について、お話をしました。
皆さんも、辛い時があったときに。
「何を手放して良くて、何を手放してはいけないか」
ということを意識して頂ければと思います。
いずれ、取り戻すことが容易なものは、一時的に取り戻すこともよいでしょう。
でも、人の感情によるものは、失うと取り戻しにくいものです。
皆さんが、訪れるだろう幸せのために、良い選択をできればな、と思います。
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