本当の自分なんて、ない

すいこう いん まい まいんど

私が「伝える側」ではなく、「感じる側」として日常を記す
それが、カテゴリー:「すいこう いん まいまいんど」

これからもっと自分らしい記事を書こうと思って、「本当の自分」みたいなのを意識して文章を書いてみようと思った。

でも、考えても「本当の自分」なんてものは存在しない気がしてきた。
むしろあるのは…他人の目を気にしている自分。

何か成果を残すことに必死になっていたり、何か影響を及ぼすことを期待している自分。
多分それが、書きたいことを書けない自分になってしまった原因だと思う。

もっと素直に、文字を書いていこう。
誰かに批判されたり、伝わらなくても…時にはいいかもしれない。

そう思う。

じゃないと、本当に伝えたい事なんて書けない。
伝えたいのに、伝えられない方法を使って文字を書いている。
単純な矛盾だ。

いつしか他人の「これがいい」に惑わされるようになって。
自分の「これがいい」をないがしろにして。

そして、一番ピュアな思いっていうのを置いてきたのだと思う。

なかなか、難しいものだ。

「自分が思った通りに書いても、才能がないんだから何も起こらないよ」とか。
「有名な人でもないんだから、普通のことを書いていても誰にも響かないよ」とか。

そういった言葉を真に受けてしまっていたのだろうね。

でも、それでは良くないと思う。
「本当の自分」というより、「そのままの自分」じゃないとできないことがあるわけだから。

だから、何も気にしないで文字を書くことが大切なんだと思う。
それはときに、勇気がいることだけど。

だけど、そこに生まれる…その人の思いや言葉…そういったものを求めている人がいる。
純粋な気持ち。感情。
その「そのまま」を求めている誰かに応えられるように文字を書いていきたい。

まぁ、何いってんだこいつ…と思う人もいるだろうけどさ。
いいのさ、今必要なものが「それ」であることに気がついたから。

それで、今思うこと。

私は最後に笑っていたいと思う。
幸せでありたいと思う。

途中で多少の苦労をしたとしても、最後には「ああ、いい人生を過ごしてきたな」とか、「良い毎日を過ごしてきているな」って思えるようにありたい。

みんなはどう?

一時的な幸せでいい?

いつか終わるかもしれない、短絡的な幸せに見を寄せていたい?

そうじゃないよね。

多分、みんなそれぞれ気づいていると思う。
生きる上でやらないといけないこと。

それをさ、いろんな恐怖であったり、「自分にはできない」といった決めつけでやらないわけで。
んでまぁ、やらないからこそ、そのまま…いつか終わるだろう短い幸せに恐怖する。

それで他人を羨んだり。他人を嵌めたり。
自分が望んでいる方向から離れた生き方をしてしまう。

…そういうの、もうやめない?

たくさんの人に「人生っていうものはこういうもので、こういうことを説き明かした人がいる。だから、こうするといいと思うよ」ということを伝えてきた。
でも、やらない人が大半なんだよね。

それで幸せになれるのであれば、別にいいんだけどさ。
結果、自分が望まない未来がきて絶望するわけ。

それでたくさんの物を呪う人をたくさん見てきた…自分の生まれとか、自分の才能とか、自分の運だとか。

でも、そういう…人生の移り変わりを見てきた私からすると、呪うべ対象は違うと思うわけ。
何かを言い訳にして、やるべきことをやらなかった「今の自分」を恨むべきなわけ。

なのに、逃げようとする。
まるで「自分では何もすることができなかった」みたいな言い方をする。

それじゃ、自分の望むことを手にすることはできない。
望んで動かなければ、神様だって手助けをすることができない。

それを…殊更「スピリチュアル」って分野に関して言及するのであれば…まるで「努力」や「痛み」なしに叶える方法があるみたいな言い方で人を惑わす人いる。

そんなの幻だ。
信仰すれば幸せになれるという…それは洗脳のようなもの。

やらなきゃいけない、必要なことを。
自分が求める未来があるなら、その未来に近づくために学んで考えて、試して工夫して。
そういう…過程があって初めて幸せに到達する。

まぁ…そういった「裏道」を紹介したり、広めている人は置いといて…
まだ、幸せになりたいと思っている人は「苦労しない道を通って得られる幸せ」を信じるのかい?

そこに答えはないと思うよ。
自分が知っている限り、卑怯な方法で幸せになれた人間はいないよ。

自分の価値観を押し付けるだけ押し付けて。人の自由を奪って。自分が正しいかのごとく振る舞い、顧みない人。
そんな人は、歳を取ったときに非常識であることに自分の幸せを邪魔される。
そして、自分の見地を広げなかったわけだから、誰も相手にしてくれなくなる。
「こいつに言っても無駄だ」って思われる。

困ったときに人に頼りきりで、自分が幸せになったときにその恩を返さない人。
いつかまた訪れるだろう「困ったとき」に、誰も頼れなくなる。
そうして勝手に絶望するのだろうけど、それは自分の素質や世界が悪いのではなく、自分の行動が悪いのだ。

まぁ、こういったことを上げていけばキリがないからここらへんにするけど。

「人に優しく、自分に厳しく…でも無理せずに少しずつ精進すれば、人というのは幸せになれる」ものだ。
それを面倒くさがって、「人に厳しく、自分に優しく」生きるから、その分だけ自分にくるだろう幸せが逃げていく。

何度も言ったさ。
そのままだと多分、いいことないよって。

その道を選んできて、その道を歩んできたのなら…その後に訪れる結末を受け入れるしかない。

それが嫌なら、人として成熟してシンプルに地道に生きるしかない。
今更、「なんとかしてください」って私にお金を積まれても困る。
お金を積まれること云々ではなく、そんなことをされたって私にできることなんてないからだ。

幸せになれるための特効薬なんてない。
人のために地道に生きて、人に優しくあって。そして自分にも優しくあって生きるだけだ。

まだ、楽な道を探しているの?
まだ、人を出し抜く生き方を信じているの?

そんなことにかける時間があるのなら、子供の頃に教わった「立派な人間」になれるように、日々精進するべきだよ。

それが私の今、伝えたいこと。
本当に今、幸せになりたい人に伝えたいこと。

※本文中の体験談には、フィクション要素が含まれることがあります。
※これは特定の誰かを責めたり、断定をしたりすることを避けるためです。

先生ちょっと聞いて

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彗光(すいこう)

早稲田大学人間科学部卒。
在学中に「貧困」など、人への助力について学ぶ。
卒業後、ビジネスで困っている人を助けるために、提案営業として就職。
その後、ビジネスを超えて人の力になりたいと思い、独立。
「空のみちしるべ」を立ち上げる。

並行して「なんとなく、人の知りえないことが分かる」というぼやっとした力を、自分で学び解析し安定して扱う方法を解明。
現在は人生相談に乗りながら、霊能力や占いについての指導を行っている。

霊視経験 約20年。
参考にした著書 40冊以上(エスター・ヒックス、ハリー・エドワーズ、バーバラ・ブレナン、ベティ・シャイン、トーシャ・シルバーなど)

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