人の鎖
時に自分の身体に巻きつき
歩むことを邪魔するもの
目に見る訳ではないけど
確かにそこにあるもの
振り解くのも難しく
壊すのも難しく
とても厄介なもの
ただ
時に自分の身体を支えて
倒れる身体を助けるもの
目に見える訳ではないけど
確かにそこにあるもの
振り解くのも難しく
壊すのも難しく
側に寄り添うもの
人を思う気持ちは見えない繋がりとなり
言葉や行動を超えた不思議な何かとなる
自分が嫌だと言っても離してくれず
時に鬱陶しいものであり
時に自分を生かすものとなる
自分がその鎖を作るとき
良きものとするか悪きものにするか
それは人次第であるけれど
できれば、良きものであって
みんながみんな、繋がっていられたら
そう思って、今日も祈り続ける
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