戦っても、恨んでも。損をするのは自分。

さて、前回は人の持つ「思考のパワー」について、真面目に生きることを通してお伝えさせて頂きました。今回は、具体的なケースについて書いていきます。


日々過ごしていれば、どうしても頭にきて「この野郎!」と思うことはありますよね。いいことばかりがあればいいのですが、こればっかりは回避できないもの。

そのとき、怒りに任せて相手にぶつかってしまったり、何も言わないにしろ、ずっと頭の中で相手を恨んでしまうことがあると思います。しかし、前回書いた「思考のパワー」から考えると、これはあまり良いことではありません。何故なら、怒りや恨みが自分の頭を支配することで、新しい怒りや恨みを引き寄せてしまうためです。「引き寄せの法則」は、「自分が考えているもの、強く望んでいるものが現実になる」というものでした。ですから、他人に対して怒りや恨みを強く持っているときは、それが現実にひき起こってしまうのです。

でも、難しいですよね。私も分かっているつもりではあるのですが、怒りや恨みに支配されてしまうことがあります。カッとなってしまって、顔が赤くなってしまって。「この思いをどうしても晴らせねば!」というように考えてしまうのですよね。「これはよくないよなぁ」と、後になって気づくのですが。

このように、どうしても感情に寄るものですから、コントロールが難しいときもある。誰だってそうです。ですから、仮に怒りや恨みに支配されても自分を責めるようなことはしないで下さいね。自分を責めることでも、自分を責めるようなことを引き寄せてしまう…だから、意識はすべきですが「絶対に怒りや恨みを持ってはならない、そういうことをする自分は未熟」だなんて、思わなくてよいのです。実際、絶対のコントロールなど不可能なのですから。


それでもできる限り怒りや恨みに支配されないためには、普段から「そういった感情に支配されても、自分にとっていいことはない」と気をしっかり保つことです。それでダメなら、少しずつ変わっていけばいいのです。何事も少しずつ、ゆっくりでよいことです。

怒りや恨みが特定の人からくるものなら、対象の人に対してその旨を説明すること。そして、説明をしきって解決をしないなら、一気に引いてしまうのが良いと思います。人それぞれ考え方、感じ方は違うもの。だから、自分の怒りや恨みを分かって貰えないときだって、必ずあります。それを「相手に分からせるんだ」と躍起になって頑張っても、自分の思考は怒りや恨みで一杯になりますし、伝わらないときには伝わらないのですから、徒労になってしまうものです。「この世の中にはそういった人もいるのね」、とすっぱり切り替えてしまうのがよいでしょう。

それでも、自分の頭から怒りや恨みが離れないときには、他のことを考えたり、行ったりするのが良いと思います。好きな本を読む、漫画を読む、映画を観る、身体を動かす…とにかく少し強引でも、離れてしまうのが良いと思います。そのために、普段から自分が怒りや恨みから離れるための習慣などがあればいいと思います。私は瞑想をしたり、美味しいものを食べたりして回避しています。


スマートフォンの普及により、誰でもすぐに連絡を取れるようになったため、感情に任せてすぐに行動をしやすくなっているこの世の中。だからこそ、自分の感情をコントロールし、他人に対して感情をぶつけない練習が必要になってきます。慢性的な怒りや恨みについては、また別の対処が必要となってきますが、まずは一時的な感情については、上記のような対処を試してみて頂けたら幸いです。

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