伝えられるうちに、好きなものには「好き」と言わなきゃ

すいこう いん まい まいんど

私が「伝える側」ではなく、「感じる側」として日常を記す
それが、カテゴリー:「すいこう いん まいまいんど」

最近、スピリチュアルな話題でよく盛り上がる「友人」兼「お客さん」の女性と話をしたとき、以下のようなことを言われた。

「私推しがいまして。んで、推しは推せるうちに推さないとって思うんですよねー!過去に推す前に対象が無くなってしまって、悲しい思いをしたことがあるので…」

「推し」とは「個人的に好きで、人に勧めたいぐらい、素晴らしいもの」という感じで解釈してもらえればと思う。
要するにすごく好きで、今風でいうと…とても尊いものだ(今風の言葉を、違う今風の言葉を使って説明しているのはちょっと、分かりにくいけど…笑)

話をした内容はすごく俗っぽいことであったけど、すごく的を射ている話だなと私は感じた。

ちょっと話はずれるんだけど。
最近…「他人に認めて貰いたいけど、上手く認めて貰えないで不平を漏らしている人」というのを良く見る。
どんなに他人に自分の良さをアピールしても、その「良さ」を理解してもらえず…周りの人に対して「見る目がない」という感情を持っているのだ。

でも私は、そうなってしまうのは(人に認めて貰えないのは)当然のことじゃないかな、と思う。

「他人に認めて貰う」ためには、「他人を認める必要がある」はずなんだ。
でも、「人に認めて貰えないと困っている人」の大半は、人を認めることをしないで「自分を知ってもらうこと」ばかり、集中してしまう。
だから、人に見て貰えず。人に褒められることもないのだ…悲しいけどね。

スピリチュアルな法則でいう、「合わせ鏡の法則」でも「正負の法則」でも、「波動の法則」でも。
なんでもそうなんだけど…「自分が欲しいもの」に対しては「自分から与えることが大切」だったりする。

だから、自分が認められたい人は…まずは他人を認めるのがいいと思う。
そうすることで、気にかけてくれる人が増えるはずだから。

冒頭の話に戻ろう。

私は「推し」を応援する人というのは、自分の「好き」を体現できる人だと思う(でも応援のし過ぎで自分が困窮はしないようにね)。
つまり「先に人に『好き』を与えられる人」なんだなって感じる。

それって、上の「人に認めて貰いたい人の話」とは逆で…「他人に自分が認めて貰う前に、他人を認めてあげられる人」なのだから、きっとその人自身もいろんな人に愛されるのだと思う。

結論を言おう。
「推し」を好きだと公言している人や、応援をしている人は…きっと沢山の人に愛されると思う…そういうことだ。

ただまあ、「推しを好き過ぎて憎くなってきました」みたいな話を聞くことがあるから、好きのかたちはきちんと吟味をしないといけないんだけど…
でもね、「伝えられるうちに、大切な人に気持ちを伝えること」は本当に素晴らしいと思うんだ。

そして、伝えるか伝えないか悩んでいる人に伝えたいことがあるんだけど…
「いなくなってから『言えばよかった』と後悔すること」と、「いなくなるまでその人の良さが分からなかったこと」って、違うことだよね。

でもね、対象にされている人にとっては同じように感じられるときがあることを覚えておいて欲しい。

それはつまり…
どちらも結局「いなくなった側」にとっては、「何も言われずにその人と別れた」ということにしかならないわけなんだ。

周囲の人が、その人の素晴らしさに気付いていようが、気づいていまいが…何も言われなければ、「その人自身の素晴らしさ」に気付いて貰えないわけ、なのだ。

だから。

好きなものには「好きだ」と伝えて欲しいと私は思う。
素晴らしいものには「素晴らしい」と言って欲しいと思う。

そうすることで、たくさんの人が自身の持つ素晴らしさに気付くことができるようになると思うし。
他人の素晴らしさを見つけてあげられた人は、いつか、他の人から「自分の」素晴らしさを見つけて貰えるはずだから。

冒頭の女性の話に戻るけど…
「伝えよう」と思いながら、機会を失い伝えられないことは本当に悲しいと思う…私もそう思う。

第三者目線で見たとしても。
その「人を認める」という一言が伝わることで、他人の人生を一変させることができるかもしれない…魔法の言葉が伝えられる機会が失われることは、非常に悲しい。

その一言伝わるか、伝わらないかで…人に勇気を奮い立たせられるかどうかが変わり…人生が一変することだってあるその言葉の力を…もっとみんな理解して欲しいなと心から思う。

だから迷っているのであれば、伝えよう。
「あなたの言葉が、普段の私の支えになっていますよ」とか。
「これ、ちょっとしたものなんですけど応援してます」といって小さなプレゼントをあげるとか。

そういった、伝える側が「小さい」と感じることが、受け取り手にとっては「とてもとても大きなこと」になることがたくさんあるわけで。

互いに人同士が認め合い、優しい空気で自分の周りを満たすためにも。
もっと気軽に「すごいね、そういうところ、好きだよ」と伝えて欲しいと思う。

※本文中の体験談には、フィクション要素が含まれることがあります。
※これは特定の誰かを責めたり、断定をしたりすることを避けるためです。

先生ちょっと聞いて

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彗光(すいこう)

早稲田大学人間科学部卒。
在学中に「貧困」など、人への助力について学ぶ。
卒業後、ビジネスで困っている人を助けるために、提案営業として就職。
その後、ビジネスを超えて人の力になりたいと思い、独立。
「空のみちしるべ」を立ち上げる。

並行して「なんとなく、人の知りえないことが分かる」というぼやっとした力を、自分で学び解析し安定して扱う方法を解明。
現在は人生相談に乗りながら、霊能力や占いについての指導を行っている。

霊視経験 約20年。
参考にした著書 40冊以上(エスター・ヒックス、ハリー・エドワーズ、バーバラ・ブレナン、ベティ・シャイン、トーシャ・シルバーなど)

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