「困難」を乗り越えるために必要な心構え

毎日のみちしるべ

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おはようございます、彗光でございます。
3月になりましたね。「別れ」と「新しい道」の月です。今日は日ごろの暮らし方について書いていきたいと思います。

さて、少し暗い話をしてしまうと最近は「コロナ禍」で自分たちの思った通りに進まない日々が続いていますね。
私の周りではテレビで取り上げられているような「困難」だけではなく、
その「困難」から波及した問題に悩まされている人が増えたように感じたように思えます。
あまり「コロナ禍」の煽りを受けていない業種でも、取引をしている相手先が不況になることで売り上げが落ちたり、
家庭面でも旦那さんがリモートで働くことによる、夫婦お互いのストレスが大分蓄積されていたりと、
間接的な「コロナ禍」の影響が増えてきているようです。

特に「自分ではどうすることもできない困難」に悩まされる人が増えてきている気がします。
「仕事を失くしてしまいそう」とか「外で休日を自由に過ごしたいが、緊急事態宣言で思うようにいかない」といった、
「とにかく我慢を強いること」が増えてきている、ということですね。

そんなときこそ、私がお勧めしたいことがあります。
それは「口元に微笑みを欠かさないこと」です。

「神様は乗り越えられない試練を与えない」

突然ですが、お医者さんの主人公が、ふとしたきっかけで江戸にタイムスリップしてしまう「仁」という漫画をご存知でしょうか。
俳優の大沢たかおさんが主人公役を演じた、テレビドラマなら知っているという方も多いかもしれませんね。

その中で何度も語られる言葉があります。
それは「神様は乗り越えられない試練を与えない」という言葉です。

私はこの言葉を聞く度に「全くその通り」だなと感じます。
人というのは、人生の課題である「業(カルマ)」を背負って生まれてきます。
その「業」はあなたの魂が選んだもので、「苦労を介することがあっても、きっと乗り越えられるもの」なのです。

実際、今とてもつらい困難の中にいらっしゃる方も沢山おられると思いますが、今までも沢山の困難にぶつかり、なんだかんだ乗り越えてきている事実を忘れてはなりません。

頑張ってきたから今あなたは生きているんです。今まで頑張った成果があるから、今のあなたがあるんです。
きっと、困難も乗り越えていけると思います。今を方法は必ずあると私は信じています。

悲しい思いが辛さを呼ぶのだから、口元には微笑みを

今まで乗り越えてこれたあなただから、きっと今回の困難も乗り越えていける…
そう感じるからこそ、これ以上困難は拡大して欲しくないと私は思います。

「困難」というのは、「自分が強く意識すること」で余計に招いてしまうものです。
そう、あなたが強く想像したものは、あなたに起こってしまう…「引き寄せの法則」です。
そうならないためにも、「口元に微笑みを浮かべること」を意識して生活するのがいいと思います。

最初の方にも書きましたが、この人生というのは「自分が乗り越えていける課題」ばかりなのです。
だから、自分がやれることをやりつくしたら、後は「天に運命を委ねる」のも一つの手だと思います。

誤解を恐れずに言うのであれば、やりきったのなら「後は神様に委ねよう、きっとうまくいく」と思うのも「有り」だと思います。
「人事を尽くして天命を待つ」ということです。
あ、直ぐに投げ出すのではなくやれることはやってみてからの話ですからね。

頑張った現世の私たちを「守護霊」さんや「神様」は見捨てることはしません。
もし、失敗に思えるようなことや上手くいかない結果が出たとしても、そこには何か意味があるはずです。

私が法人営業を行っていた時に体験したこと

偉そうに書いていますが、私も今まで「失敗」や「上手くいかないこと」から本質を学べないことは沢山ありました。
その結果、自分で「上手くいくはず」ということが上手くいかないことで何度も絶望したものです。

法人営業時代に月のノルマが達成せず、無理やり案件を受注していた時期がありました。
当初はギリギリ上手くいっていたのですが、途中から案件のキャンセルが後で入るようになったり、
製造担当をしている技術者と社内で喧嘩をすることが次第に増えていったりしたものです。

そういった状況になったときに、会社の上司が「社内が何と言おうとも、受注できるものはどんどんしていい」と言われました。
しかし、その案件がキャンセルになる危険性や利益の少なさについては担当である自分しか知らなかったものです。

上司の言葉を鵜呑みにし自分で考えることをせずに受注していった結果、最終的には社内に迷惑をかけることになり、
受注の指示をしてくれた上司にも「どうしてこんな案件を受注したんだ」と怒られたものです。

「上手くいはず」と思っていた案件が軒並み崩れていく中、すごい焦燥感に苛まれました。
どうして指示通りに動いたのに結果が振るわないのだろう、と考えたものです。

その後、眠れない日々が何日か続き、顔面蒼白でお客さんの前に座ることもありました。
物事が「悪い方向に進んでいく感覚」を何となく感じていたものです。

そんな中、ある日気付いたんです。
自分が焦って受注をしても誰のためにもならない…そして「自分で考える必要性を今私は学んでいるのだ」ということを。
それから私はどれだけ受注のノルマを達成できなくても、キャンセルの危険性がある案件は受注せず、
上司が「受注してしまっていいよ」といった案件も、自分で一度考え危険性をきちんと説明をするようになりました。

それからはノルマが達成できないことで怒られることが増えましたが、それでも社内での評価は上がり、
お客さんとの交渉においても強引な運びをすることが少なくなった結果、信頼を得られるようになったものです。

「一瞬の失敗」は時に気持ちを下げる要因になりますが、
その一方で「継続的な大切なこと」や「成功」を教えてくれることがあるのです。

「自分の思った通り」に進めるために「悪」を進めるぐらいなら、「善」を選ぼう

「失敗しそうなこと」や「悪いこと」というのは、あなたに何かを教えてくれることがあるものです。
そういったときに、「失敗」や「悪いこと」を恐れて強引に物事を進めれば余計に状況が悪化することは沢山あります。

「強引に物事を進める」ということは一見ギリギリ悪い状態を回避できるように見えることもありますが、
それ以上に大きな「悪」を成してしまうことがあります。他の要素に強いストレスをかけてしまう、ということです。

そういった他人への迷惑を厭わなくなるよりは、「良いこと」を選ぶ方が私はいいと思います。
何故なら、「悪いこと」は「悪いこと」を、「良いこと」は「良いこと」を助長するからです。

今向き合っている「困難」に苛まれたとしても、「悪」の道には走らないべきなのです。
「困難」はあなたの成長などに必要なものであり、無理やり回避すべきものではないのですから。

終わりに

この世の「困難」には何かかしらの意味があるということを今回皆様にお伝えしました。

あなたの人生に起こる困難というのは必要なもので、あなたに何かを気づかせてくれようとするものが多いものです。
それは「とてつもなく難しい困難」という訳ではなく、きっと乗り越えられるものです。
仮に乗り越えられず「失敗した」と感じることがあったとしても、
それは「守護霊」さんや「神様」があなたに何かを知らせようとしているかもしれません。

「困難」というものが、あなたにとって大切なものであるのであれば、必要以上に「困難」を引き寄せないようにしましょう。
そのためには、「困難」や「不幸」の原因になる「ネガティブな気持ち」控え、「前向き」な状態に維持するのが良いと思います。

もし、気持ちを前向きに持っていくことが難しいのであれば、せめて口元には「微笑み」を備えるよう意識していきましょう。
きっと、その少しの「プラスの意識」が、大きな良い状態を呼び寄せてくれますから。

※本文中の体験談には、フィクション要素が含まれることがあります。
※これは特定の誰かを責めたり、断定をしたりすることを避けるためです。

先生ちょっと聞いて

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彗光(すいこう)

早稲田大学人間科学部卒。
在学中に「貧困」など、人への助力について学ぶ。
卒業後、ビジネスで困っている人を助けるために、提案営業として就職。
その後、ビジネスを超えて人の力になりたいと思い、独立。
「空のみちしるべ」を立ち上げる。

並行して「なんとなく、人の知りえないことが分かる」というぼやっとした力を、自分で学び解析し安定して扱う方法を解明。
現在は人生相談に乗りながら、霊能力や占いについての指導を行っている。

霊視経験 約20年。
参考にした著書 40冊以上(エスター・ヒックス、ハリー・エドワーズ、バーバラ・ブレナン、ベティ・シャイン、トーシャ・シルバーなど)

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