「人より優れること」が生む孤独に苦しむ人を知っていますか

すいこう いん まい まいんど

私が「伝える側」ではなく、「感じる側」として日常を記す
それが、カテゴリー:「すいこう いん まいまいんど」

こんばんは、彗光でございます。
昨日仕事をしている中で、強く強く感じたことを書いていきたいと思います。

「孤独」というものがありますよね。
1人でいること。疎外感を感じること。「他人との違い」や距離を感じること。

こういった「孤独」というのは、ネガティブな…例えば能力的に劣っているだとか、人とは考え方が違うだとか…
ことが原因で感じることが多いと考えている方が多いと思うのですが、
実は「優れていること」で感じることもあります。

でも、その事実を…「優れていて孤独を感じる」ということを、認識していない人が多いのが実際なんです。
何か才能があったり、人より秀でている部分がある人を見ると「羨ましいな」と思うだけで、
伴う「苦労」のことなど、知らない人が多い、という訳です。

結局のところ、「秀でていようが、劣っていようが」人と違う部分を持っている人は、「孤独」を感じるものです。
他の人が楽しんでいても自分が楽しめなかったり、自分が楽しめているものを他人と共有できなかったりする訳でして。

でも、そういった方々は「秀でていること」を理由に、自分が「孤独だ」なんて、他の人に相談できません。
自分が苦手に思っていることを「どうやって克服すればいいか」と相談することができても、
優れていることを「どうやって克服すればいいのか」と相談することは難しいからです。

「嫌みだね」だなんて、心ない言葉で傷つけられることさえ、あるのですから。

だから、「優れている故の孤独」を持っている人は、自分の優れている部分を失くそうとします。
何故なら、優れている部分がなければ、沢山のことを共有できてるようになると思っているためです。
そして、それが孤独をなくすきっかけになると、信じているからです。

でも、「優れている部分を捨てる」というのは容易なことではありません。
ワザとらしく「優れている部分」から離れようとすれば、他人から嫌味だと捉えられることがありますし、
「自分のいいところを捨てよう」とすることは、とても悲しいことで精神的にも辛いものだからです。

そもそも、そういった「孤独」が理由で、人の優れている部分が失われていくことは悲しいと思いませんか。

私はとても悲しいと思います。

「優れている部分」を持っている人間というのは、他人からは羨ましがられるだけではなく、
「いいよね、優れている人はさ」などど、妬みを言われることもあります。
さらに先ほど書いたような「孤独」を感るじ訳ですから、
「優れていること」というのは両手放しで喜べるものではないのです。

だから、優れている人が周りにいたら、その人がそれだけで「幸せだ」なんて、思わないで欲しいと思います。
「優れている部分」は、多少の才能があったとしても、努力から成り立つものが多いものです。
そして、どれだけ優れていても新しい課題が出現するでしょうし、困難が減るという訳ではありません。

「劣っている点」も個性だと言われることがありますが、「優れている点」も個性です。
それだけで人のことを「幸せだ」とか「羨ましい」と思わないほうがいい…私はそう思います。

そして…ここまでこの文章を読んで頂けた、「優れている方」へ。
あなたが持っている「優れている部分」は、あなたを決める「要素の一つ」でしかありません。
他の人に比べて、劣っている部分があるのを私は知っています。
他の人と比べて、何一つ変わらない部分があるのを私は知っています。

自分が優れている部分や、他の人が持っていない特徴を捨てる必要はないんです。
それがあなたですし、楽しいときに笑えばいいのですし、悲しいときに泣けばいいと思います。
無理に同じである必要はないのです。必ず同じタイミングで笑い、泣いてくれる人がいます。
必ず。必ずです。

昨日、仕事をしている中で、様々な才能を持つ人に会いました。
彼らが持っている「才能」が、彼らの人生を不幸にするのではなく。
華やかな人生にすることを、心から祈っています。

どんな理由であれ「孤独」は感じるべきではないものです。
どんな理由であれ「さみしさ」を与える人間にはなってはいけません。

そして、独りの人に「どうしたの?」と声を掛けられる…
そんな人が世界に増えて欲しいと思ったのでした。

※本文中の体験談には、フィクション要素が含まれることがあります。
※これは特定の誰かを責めたり、断定をしたりすることを避けるためです。

先生ちょっと聞いて

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彗光(すいこう)

早稲田大学人間科学部卒。
在学中に「貧困」など、人への助力について学ぶ。
卒業後、ビジネスで困っている人を助けるために、提案営業として就職。
その後、ビジネスを超えて人の力になりたいと思い、独立。
「空のみちしるべ」を立ち上げる。

並行して「なんとなく、人の知りえないことが分かる」というぼやっとした力を、自分で学び解析し安定して扱う方法を解明。
現在は人生相談に乗りながら、霊能力や占いについての指導を行っている。

霊視経験 約20年。
参考にした著書 40冊以上(エスター・ヒックス、ハリー・エドワーズ、バーバラ・ブレナン、ベティ・シャイン、トーシャ・シルバーなど)

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