自己肯定感を高めようとして、逆に辛くなったり苦しくならないために

毎日のみちしるべ

自分を未だに傷つけている過去があって、誰にもジャッジ(という言葉が合うので、この言葉を使っていこうと思う)されていないことがあるのなら、その過去をもう一度振り返った方がいい。
なんていうか、「傷つけられてそのままになっている過去」ってたくさんあるはずだから。

小さな頃に受けたちょっとしたいじめとか。
親から受けた不合理とか。

そういった「過去」を時間がたった今、改めてジャッジしていくのが大切なんだと思う。

今、改めて過去を振り返れば、自分が受けた扱いが「正当なものだったのか、それとも不当なものだったのか」が分かることがある。
その結果、自分が過去から引きずる感情を少しでも軽減できるから…積極的に「自分を傷つけ続けている過去」とは対峙するべきだとは思う。

ブラック企業で働いて浴びせられた雑言とか。
わがままを押し付けられた恋愛とか。

とにかく、「自分はそこまで悪くなかった」とか「ちょっと悪いところがあったとしても、何もそんな扱いされることはなかった」という事実に気づけば、自分を責めることは少なくなる。
そこまで行ってからやっと、「前向きになる準備」をしていくべきだと思う。

その際、過去の自分を傷つけた相手を「許す」必要はない。「赦せばいい」のだ。
「もうね、終わったことなのよ。あのときは酷かった。だけど、もうその過去は終わったわ」と切り替えられればいい。

「スピリチュアル」の教えを守るために、他人を「許す」必要はない。
「過去を許しましょう」という教えが一般化しているスピリチュアル界隈の現在。私は一概にそうだとは思いません。その理由と、本当に必要なことについてまとめました。

「許す」と「赦す」の詳しい話は上記の記事で。

過去と向き合うことはとっても大変だ

でも…この作業は本当に大切なことだけど…実際にやるとすると大変だ。
「何が大変か」って、心がとてもとても痛む。嫌なことを一度思い出さなきゃいけない。

それは半端な気持ちで出来ることではないし、それだけではなく改めて過去をジャッジするための知識も必要になってくる。
だから、そんなときには自分の大切な人と一緒に行うのがいい。

そういう人が近くにいない人は、私とか…なんていうか、「人間が生きること」について詳しい人間に相談するのがいい。

冷静に物事を判断する役割を、真剣に行ってくれる人が近くにいればこの作業は進みやすい。
何よりも、自分が過去を思い出して不安になったときに優しく声をかけてくれる人がいるっていうのが、すごい大きなポイントになる。

ただこれは、単に肯定してくれる人が近くにいればいい、というわけではない。
きちんと過去を一緒に分析して、「何が・誰が悪かったのか」と「どうすればよかったのか」を一緒に考えてくれて、これからを導いてくれる人でなければならない。

※本文中の体験談には、フィクション要素が含まれることがあります。
※これは特定の誰かを責めたり、断定をしたりすることを避けるためです。

先生ちょっと聞いて

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彗光(すいこう)

早稲田大学人間科学部卒。
在学中に「貧困」など、人への助力について学ぶ。
卒業後、ビジネスで困っている人を助けるために、提案営業として就職。
その後、ビジネスを超えて人の力になりたいと思い、独立。
「空のみちしるべ」を立ち上げる。

並行して「なんとなく、人の知りえないことが分かる」というぼやっとした力を、自分で学び解析し安定して扱う方法を解明。
現在は人生相談に乗りながら、霊能力や占いについての指導を行っている。

霊視経験 約20年。
参考にした著書 40冊以上(エスター・ヒックス、ハリー・エドワーズ、バーバラ・ブレナン、ベティ・シャイン、トーシャ・シルバーなど)

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