前回のお話はこちら
前回はソースを意識した日常生活の過ごし方について書かせて頂きました。
今回はソースとスピリチュアル的技法の関係について書いていきます。具体的には「ヒーリング」についてです。
まず、ヒーリングについて簡単に説明しましょう。
ヒーリングとは直訳で「癒すこと」を示しており、何かしらかの方法を用いて、対象の状態を改善することを示します。狭義としては、ヒーラーと呼ばれる人間が目に見えない力や自然の力を借りて、対象の体調を改善したり、怪我を治すことを示します。
日本ではこのヒーリングについて「治す」という表記を使って説明している方が少ないです。理由としては「医療行為」として認知されてしまうことを防ぐためで、当然ながら「医療行為」は資格を持った医師しかできないためです。ですので、ヒーリングについては「癒す」という表現で説明されることが多いですね。
このように書くととても怪しいものに見えたり、それこそ映画に出てくる魔法のように思えますが、世界では名の知れたヒーラーが医療で治すことが出来なかった症例を改善したケースも実は沢山あったりします。有名なのはハリー・エドワーズという方や、ベティ・シャインという方ですね。どちらも奇跡的な結果を出したことで一躍有名になりました。
さて、日本の話に戻しますが、現代日本でもヒーラーを名乗って活動なされている方は沢山います。日本独自の文化を持つ手法を用いる方もいらっしゃいますし、きちんとしたメソッドを確立している手法を用いるグループなどもございます。特に広く知られており、多くの方が活用している手法の一つに「レイキ」というのがあります。これは日本でももちろんですが世界でも扱っている方が多く、シンボルを使ったヒーリング方法として多くの方が使ったり、教えたりしております。
さて、そういった様々な場所で活躍している「ヒーリング」ですが、今回は何か一つの技術にクローズアップするのではなく、全体のヒーリングの仕組みについて簡単にご説明しましょう。
今まで、「すべてのことはエネルギーと繋がりがあり、その根源となるソースと呼ばれるものがある」という話をしてきました。そのソースとのやり取りを通じ、人はエネルギーを増大させることができ、ある一定のエネルギー量になったものは現実に影響を及ばす…つまりエネルギーの塊は現実になるということを説明してきました。
実はヒーリングというのは簡単な話で、この流れを癒しに用いただけの話です。具体的にお話をすると、「術者が人を癒したい」という思いがエネルギーの種となり、そのエネルギー量が一定値を超え現実に影響を及ばすレベルになると、「癒し」が発生します。実はこれだけのことだったりします。
有名なヒーラーとして、先ほどハリー・エドワーズを例に挙げましたが、そのハリーがヒーリングについて書いた書籍に、「霊的治療の解明」という書籍があります。
(余談ですが、この書籍、現在は新装版が出回っておりますが、少し前は入手するのがとても困難で一冊3万円前後の値段がつけられておりました…すごい)
この書籍は、それこそ題名の通りヒーリングについて詳細な説明がされているのですが、実はその内容の大半は「ヒーリングは特別なものではない、癒しを求める思いに寄るものだ」というメッセージで構成されております。ちょっと難しい内容も含んでおりますが、ヒーリングに興味がある方は読んでみると非常に考えさせられる内容が多くありますので、是非とも手に取ってみて下さいね。
つまり、人を癒すことができる技術、「ヒーリング」というのは、エネルギーのコントロールにより、癒しについてのエネルギーを増大させ、一定量を超えさせることで発現するもの、ということになります。言い換えれば、ヒーリングというのは、癒しを引き寄せている、ということになります。
そのため、ヒーリングが出来るようになるためには、今まで書いてきた思考とエネルギーの仕組みについてしっかりと捉える必要があり、代償の法則についても理解をしている必要があると思います。逆に言えば、それさえできれば誰にでもヒーリングは出来るようになると私は思っております。
才能や道具などがなくてもヒーリングは行うことができるのです。ただ、その引き寄せのために副次的に何かツールを使った方がいいケースもあると思います。しかし、根本はエネルギーの話であり、それを応用することで様々な癒しを生み出すことが出来ると私は考えております。
さて、概要的な話を書かせて頂いたので、次は具体的なヒーリングの手法と昨今のヒーリング事情について書いていきたいと思います。お楽しみに。
まとめ:人を癒すことをヒーリングという。医療とは別に人の状況や症状を軽減することを目標に過去から扱われてきた。魔法のように扱われがちだが、実際はエネルギーとの関連が深く、誰にでも扱うことができる。
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