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今日は親子でできるとてもとても簡単な、感覚遊びについて紹介していきたいと思います。目に見えないものを考えることで、想像力を養うことができる遊びです。
手の中にあるものは何でしょうゲーム
- 最初に手の中に入れるものを2つ、「隠す側」から「当てる側」で教えます。
( 例えば「ボタン」と「コイン」にします、とお話しします) - 次に「隠す側」は、先ほど決めた2つのものを、片方の手に1個、もう片方の手に違う1個を、入れたふりをします。
(きちんと「手の中にものが入っていること」を想像しましょう!) - 準備ができたら「隠す側」は、両手をグーの状態で「当てる側」に手を伸ばします。
- 「~を隠したのはどっちでしょう?」と「隠す側」は「当てる側」に推理して貰います。
- 「当てる側」は、こぶしに触れることができます。そこから何を入れたのか想像します。
- 答えをいい、当たったか外れたかを教えて終わりになります。
想像が難しい場合には、実際に手の中に物を入れても構いません。そうするといわゆる「どっちだ!?」ゲームになります。
また、慣れてきたらば実際に手に入れることが難しいものを入れるのも良いと思います。例えば「雪」であったり、「雷」なども良いと思います。
さらに進歩して、「やさしい気持ち」とか「悲しい気持ち」など、実際の形がないものを入れてもいいと思います。
この遊びをすることによって、「隠す側」は「手の中にものが入っている状態を想像する力」を、「当てる側」は「相手が想像するものをくみ取る力」を得ることができます。
くれぐれも、当たったのに外れているとかズルをしないようにしましょうね。後はコツとして、想像する時には真剣にイメージをすることが大事です。
想像することは表現する力に結びつく
能楽や落語、バレエなどの踊り、そして現代音楽や美術でも「見えないものを想像し、形にする」という力が、実は共通して必要になってきます。
日常からそういったことをイメージする習慣があった人は、案外簡単にその力を発揮することができますが、
普段から見えているものだけで判断するような毎日を過ごしてきた人は、想像する力というものはいつのまにか衰え、いざ想像しようとしてもうまくいかないことがあります。
芸術に関わらなくても、相手が行なっていることを想像する力というのは「思いやり」につながります。想像する力というのは、様々な場所で必要になってくるものなのです。
子供に健やかに育ってほしいと思っていらっしゃる親御さんは、是非とも今日紹介したゲームをやってみてください。
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