自己肯定感を高めようとして、逆に辛くなったり苦しくならないために

毎日のみちしるべ

スピリチュアルな立場から、時事問題、ちょっとした出来事を読み解く記事…
それが、カテゴリー:「毎日のみちしるべ」

とある本を読んで(ちょっと批判的な話になるので、なんていう本かは避けておく)、
「う~ん」って思いになったので、今日はその内容を記事にしていこうと思う。

失敗や不幸せは痛いもの

その本には自己肯定感を強めていく方法が書いており。
その内容を簡単にまとめるとすれば…「前向きに振る舞い、前向きなアファメーションを唱えるのがよい」と結論づけられていた。

まぁ、確かにそれができれば誰でも自己肯定感が強くなると思う。
でも、それができないから自己肯定が上手くいかないわけで。

「失敗も『改善のきっかけ』と捉えることができたら前を向ける」と言われるものだけど。
例えば、次の失敗で「死ぬ」としたら…いや、流石にそれは極論すぎるかもだけど…そんな簡単に「失敗」を肯定することはできないと思う。

夢を諦めることになりそうとか。
自分の楽しみを一生失うかもしれないとか。

そういう…賭けている物が大きいときは、誰だって怖くなったり、絶望したりする。

とにかく大変なはずだ…失敗しても「幸せ」であれる人は失敗を恐れることはないだろうけど。
「失敗」をすることで、より不幸せな「現実」を迎えるだろう人に、「感情だけでも前向きであれ」というのは酷だし難しい。

だって、現実が厳しいのだから。

そこで「すべてのちょっとした幸せに感謝をしよう」とか言われたとしても、そんなことは出来ないと思う。

だって感謝の前に自分の感情が落ちているのだから。

現に私は…その「痛み」を持った状態で前を向くことはできなかった。

まずは過去を肯定することから始めた方がいい

毎日の生活が「痛みや苦しみ」で溢れているのであれば。
まず、「そこから180度転換して前向きになろう」とするのではなく、「マイナスになっている感情を0(ゼロ)にまで戻す」ことを行ったほうがいいと思う。

そのために…まぁアファメーションとかも効果的なんだけど…過去を振り返って、きちんと起きた事実と向き合うことが大切だと思う。
正直、それはスピリチュアルとかあんまり関係ない話になる。

※本文中の体験談には、フィクション要素が含まれることがあります。
※これは特定の誰かを責めたり、断定をしたりすることを避けるためです。

先生ちょっと聞いて

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彗光(すいこう)

早稲田大学人間科学部卒。
在学中に「貧困」など、人への助力について学ぶ。
卒業後、ビジネスで困っている人を助けるために、提案営業として就職。
その後、ビジネスを超えて人の力になりたいと思い、独立。
「空のみちしるべ」を立ち上げる。

並行して「なんとなく、人の知りえないことが分かる」というぼやっとした力を、自分で学び解析し安定して扱う方法を解明。
現在は人生相談に乗りながら、霊能力や占いについての指導を行っている。

霊視経験 約20年。
参考にした著書 40冊以上(エスター・ヒックス、ハリー・エドワーズ、バーバラ・ブレナン、ベティ・シャイン、トーシャ・シルバーなど)

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