スピリチュアルな立場から、時事問題、ちょっとした出来事を読み解く記事…
それが、カテゴリー:「毎日のみちしるべ」
とある本を読んで(ちょっと批判的な話になるので、なんていう本かは避けておく)、
「う~ん」って思いになったので、今日はその内容を記事にしていこうと思う。
失敗や不幸せは痛いもの
その本には自己肯定感を強めていく方法が書いており。
その内容を簡単にまとめるとすれば…「前向きに振る舞い、前向きなアファメーションを唱えるのがよい」と結論づけられていた。
まぁ、確かにそれができれば誰でも自己肯定感が強くなると思う。
でも、それができないから自己肯定が上手くいかないわけで。
「失敗も『改善のきっかけ』と捉えることができたら前を向ける」と言われるものだけど。
例えば、次の失敗で「死ぬ」としたら…いや、流石にそれは極論すぎるかもだけど…そんな簡単に「失敗」を肯定することはできないと思う。
夢を諦めることになりそうとか。
自分の楽しみを一生失うかもしれないとか。
そういう…賭けている物が大きいときは、誰だって怖くなったり、絶望したりする。
とにかく大変なはずだ…失敗しても「幸せ」であれる人は失敗を恐れることはないだろうけど。
「失敗」をすることで、より不幸せな「現実」を迎えるだろう人に、「感情だけでも前向きであれ」というのは酷だし難しい。
だって、現実が厳しいのだから。
そこで「すべてのちょっとした幸せに感謝をしよう」とか言われたとしても、そんなことは出来ないと思う。
だって感謝の前に自分の感情が落ちているのだから。
現に私は…その「痛み」を持った状態で前を向くことはできなかった。
まずは過去を肯定することから始めた方がいい
毎日の生活が「痛みや苦しみ」で溢れているのであれば。
まず、「そこから180度転換して前向きになろう」とするのではなく、「マイナスになっている感情を0(ゼロ)にまで戻す」ことを行ったほうがいいと思う。
そのために…まぁアファメーションとかも効果的なんだけど…過去を振り返って、きちんと起きた事実と向き合うことが大切だと思う。
正直、それはスピリチュアルとかあんまり関係ない話になる。
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