“友達”から“恋人”になるのを、嫌がる人へ…大切な人とは。

毎日のみちしるべ

「恋人にするなら、友達以外がいいなぁ」

こういったことを話している人を、見たことはありませんか。
その後に「友達を改めて恋人として見ることができないんだよね」という言葉が続くことが多かったりしますよね。

今回は「大切な人」について書いていこうかなと思います。
ここでいう「大切な人」とは、“恋人”という意味だけではなく、“友達”を含めた「自分がその関係を守っていきたい人」という広い意味で、取り上げていきたいと思います。

さて、冒頭の言葉。
「誰が誰を好きになるか」というものは勿論自由ですし、決まりごとはありません。しかし、「“友達” は“恋人”になれない」など、人によっては「大切な人に関するルール」を持っています。

でも、そういった方に限って「付き合った相手と上手くいかない」とか、「親友だと思っている友達に裏切られた」ということが多いのかな、と感じてます。
実は、これには理由があるのです。

ちなみに、私の場合はそういったルールがないものでして、他人に対する大切だと思う気持ちは、どの立場においても変わらないと思っています。恋人に対する“大切”は、友達に対する“大切”が、非常に高まったもの、と言い換えることができます。
ここまで、いろいろと試行錯誤をしたり悩んだものです。


誰だって、大切にしている人から裏切られたくはないと思います。
「近しい存在になるなら、出来るだけ長く付き合っていたい」、そう考えると思います。近しい人がいなくなることは、非常に悲しいことですし、実際涙が出たり、心が痛むことは往々にしてありますよね。

では「一緒にいられて、大切にできる存在」というのは、どういう人なのでしょうか。
まず、霊的な観点で「一緒にいる」という状態について考えていきたいと思います。

生物は全て、エネルギーを持っています。長く大切にされた無機物や、人の思いがこもった物もエネルギーを持っていることがあるのですが、今回は生物に限って説明をしていきましょう。

このエネルギーというものは、霊的な話の中ではよく「波動」とか、「オーラ」という名前で呼ばれます。そして、「似たようなものを引き付け、くっつくことで大きくなり、巨大なったエネルギーは現実に影響を及ぼす」という性質をもっております。

よって、「人と人とが一緒にいる状態」というのは、「お互いのエネルギーが共鳴しあい、結びついている状態」であると言うことができます。この“共鳴”というのは一定ではなく、相手に対してどれだけ関心を抱いているか、などによっても変わってきます。

例えるなら、お互いが「ロープ」を持っている状態のようなものです。エネルギーの状態は、ロープの材質や太さだと思って下さい。同じ材質・太さのロープ同士なら、簡単にお互いが結びつくことができ、離れることはありません。

しかし、例えば片方のロープが麻の細いもので、もう片方のロープが金属繊維で太いもののように、お互いのエネルギー(ロープ)に差があると、結びつくことは難しいですし、仮に結びついても簡単にほどけてしまうのです。

実際、人と人が一緒にいる状態についても、エネルギーに差があれば、離れやすくなってしまうと言えるでしょう。相手に対してお互いに興味があるときには、自分のエネルギーを相手に意識して送ることが出来るので、多少エネルギー差があっても結びつくことができます。
しかし、“慣れ”などから相手に対して意識を向けなくなれば、エネルギー差があればあるほどに、関係は薄れていってしまうのです。
これが、現実でいう「お互いがキラキラしている時はとても楽しかったのに、少し経ったら冷めてしまった」というものです。

ですので、長く付き合える人というのは、自分とエネルギー差がない人だと言えます。

このエネルギーというのは、普段の行動や言葉、価値観によって定まっていきます。「ポジティブ」な姿勢である人には、ポジティブなエネルギーが集まってきますし、「人を責める」人には、人を咎めるエネルギーが集まってきます。

「付き合う人によって、人が変わってしまう」という話がありますが、これもエネルギーの観点から説明することができます。
他人と付き合う中で共通部分となるエネルギーが増幅し、さらに似た性質のエネルギーを引き寄せいているのだと言えるでしょう。


さて、冒頭の話に戻ります。
「どうして、“友人”から“恋人”など、大切な人の関係性を変えることが出来ない人は、人との関係が崩れやすいのか」ということです。

例として、“友達”と“恋人”の立場差がある人について取り上げます。
「友達は友達、恋人は恋人」と考えている人が、より大切な立場である恋人を探そうとしたとき、いきなり“知り合い”から“恋人”になろうとします。
「一目惚れ」など、相手に対して魅力的な部分が見つかった時には、相手にエネルギーを放出するので、相手と結ばれやすく、一緒にいることができます。

しかし、そもそもの根本のエネルギー部分において、二人の間に差があるかどうかを確かめないうちに、二人は恋人になってしまうことが非常に多いと思います。現実的な表現なら「お互いがキラキラしている時に、付き合う」ということですね。

でも、時間が経つにつれ、相手にエネルギーを放出することが減っていき、お互いのエネルギーが融和性があるかどうかが、二人の関係が続くかどうかの判断材料になるときがいずれやってきます。
その時に、エネルギー差が大きく生じていると、二人の関係は終わってしまうのです。

「なんか、合わないなって、なってね」

これは、「価値観」や「性格」の相違があった時に話される言葉ですが、「エネルギー」についても、実際合わない状態になっている訳です。

こういった状態を回避するためにも、二人のエネルギーが合うか合わないか、確かめることができる時間を経て付き合うことを私はお勧めします。つまり、それが“友達”から“恋人”を作ることです。
友達の期間があってから付き合うことがあれば、相手のエネルギーや考え方を知ってから付き合うことができます。そうすれば、所謂「キラキラした期間」が終わっても、エネルギー差によって離れるということはないでしょう。

ただ、現代は「合コン」や「SNSで話した人と出逢う」ということもあるので、友達として付き合うことなく、急に距離感が狭まる方は多くいらっしゃるかもしれません。
その時でも、出来るだけ「キラキラした感情」に振り回されるのではなく「一緒にいて落ち着くかどうか」や、「何気ない瞬間瞬間で、和やかな空気が流れるか」を意識して、お付き合いするかどうかを定めるようにした方がいいでしょう。
どうしても、初対面の時には相手に自分を良く見せようとしがちです。ですので、目に見える情報や、激しい感情に任せてこれからを判断すると、冷静に相手のことが見えないことが往々にしてあるので、注意しなければなりません。

エネルギーを使った、大切なパートナー探し…是非ともご参考にして頂ければ幸いです。

※本文中の体験談には、フィクション要素が含まれることがあります。
※これは特定の誰かを責めたり、断定をしたりすることを避けるためです。

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彗光(すいこう)

早稲田大学人間科学部卒。
在学中に「貧困」など、人への助力について学ぶ。
卒業後、ビジネスで困っている人を助けるために、提案営業として就職。
その後、ビジネスを超えて人の力になりたいと思い、独立。
「空のみちしるべ」を立ち上げる。

並行して「なんとなく、人の知りえないことが分かる」というぼやっとした力を、自分で学び解析し安定して扱う方法を解明。
現在は人生相談に乗りながら、霊能力や占いについての指導を行っている。

霊視経験 約20年。
参考にした著書 40冊以上(エスター・ヒックス、ハリー・エドワーズ、バーバラ・ブレナン、ベティ・シャイン、トーシャ・シルバーなど)

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