人を怒ったり恨まずに生きるにはどうすればいいのだろう

スピリチュアルな立場から、時事問題、ちょっとした出来事を読み解く記事…
それが、カテゴリー:「毎日のみちしるべ」


さて、今日は毎日の中でどうしても遭遇することになる「怒り」と、その後に起こるだろう「恨み」の話をしていきましょう。

いろんなスピリチュアルの教えや「こうなりたい」という人間の理想像を考えたときに、克服をするのが難しい「怒り」や「恨み」。
その感情をどのように捉えて、どのように対処をしていけばいいかを書いていきます。

大前提のお話

まず、大前提として知っておかないといけないことがあります。
それはこの世には「見えない世界」というのがあり、全ての人は誰かにいつも見られている、という話です。

ちょっとホラーみたいな表現になってしまいましたが…
別に怖いことではなく、所謂守護霊とか、神様と言われる存在がいて誰しもがその存在に見守られているわけです。

そして、そういった存在に見守られている私たちは、みんな「平等なルール」の元に生きています。
そのルールというのは、「誰しもが生まれたときに、何かゴールのようなものを持って生まれくる」というもの。

ちょっとスピリチュアルな話や、宗教的な話に詳しい人であれば「業(カルマ)」の話のことだよ、といえばピンとくるでしょう。

まぁ、要するに。
人っていうものは何か目的を持って生まれてくるってことです、簡単にいうと。

そして、先ほど言った守護霊や神様はその目的を達成するために応援してくれたり、見守ってくれている…ということなんです。

これが大前提の話。
「ん?なんじゃそりゃ。もう少し詳しく知りたいな」という人は、仏教の輪廻転生や、キリスト教の最後の審判や、インド哲学のヴェーダについて調べてみると詳しく分かると思います。

もう一つ…「恨み」の気持ちを持つということは悪いのか

さて、その大前提の元、「恨み」の気持ちの対処法と捉え方を書いていきますが、さらにその前に覚えて欲しいことがあります。

それは、「恨み」の気持ちを持つ自分を責めないで欲しい、ということです。

簡単言えば、今から書くのは理想です。
直ぐに自分の心を整理して、誰も恨まない人間になる…というのは難しい。

私だって、開かないジャムの蓋にイライラします。
「んもー!どうして開かないのよ!」と怒ることもあります。

そこでちょっと冷静になったとき、
「あ、別にジャムを使わなくたってパンおいしく食べられるじゃん。今日はあんバターにしよう」と切り替えることはできますが、それでも一時的に「怒り」の気持ちは持ってしまいます。

だから、対処法を書いてはいきますが、それをできないからって自分を責めすぎないこと。
それこそ、そういった「怒り」や「恨み」の気持ちを克服することが人生を通しての目的…業なのかもしれないのですから。

それは学校の数学の問題に例えると、二学期に入った瞬間に学年末の問題を解こうとしているのと同じこと。
人生を通して解決しようとしていることを、半ばで完全に解こうとするは難しいんです。

ちょっとずつ自分を変えていきましょう。

「怒り」や「恨み」の心は報われない思いから

さて、「怒り」や「恨み」のコントロールの話に実際に入っていきます。

どうして、人は「怒り」や「恨み」の気持ちを持ってしまうのでしょうか。
それは、自分が「こうだ」と思っていることが報われないためなのではないかと思います。

例えば、子供に対して「怒り」の感情をぶつけてしまう「親」の気持ちは、教えたことをきちんとやってくれない…という報われない思いから生まれていると思いますし。
恋人に浮気をされた人は、「どうして非常識なことができるの!?」というような、「恨み」の感情を抱くと思います。

簡単に言えば、自分の想定通りに進まず、かつ、それを理解されない時に…自分で感情のエネルギーをどうしようもできなくなってしまうことで、「怒り」や「恨み」の感情が生まれてくるのだ…
ということになるわけですね。

本当に無知なことや、人に迷惑をかける人に対しては

さて。本題に入りますね。

自分の感情が報われない時…そう、「怒り」や「恨み」を持ってしまった時はどうすれば良いのでしょう?

まず、理解してもらえるか話をしてみる

まず、「報われない感情」というのは「理解されないこと」から始まるので、理解してもらおうとすることが最初の一歩です。
「私さ、あなたのそれに対して怒ってるんだよね。おかしいと思わない?」
と相手に伝えて、理解してもらえれば…自分の報われない気持ちは軽減されると思います。

「いや、そういう人がもう非常識過ぎて、話す気にもならないの!」

という方も居られるかもしれません。
そういう時には、次のことを考えてみて下さい。

相手が成長中なんだな、と理解してあげる

話すことが難しい、もしくは「自分が絶対に正しい」と思っている人に対しては、正直なところ…理解してもらおうとしても、徒労に思わることがあります。

正直なところ、こういったケースが最近増えています。
本当に「自分が正しい」と思って聞く耳を持たない人もいますが、「人に否定されること」を怖がり、ただ逃げるだけの人も多くいます。

そういった人に対してやるべきことは…
正直なところ、「未熟な人なんだな、まだまだ成長中なんだな」と思うのが良いと思います。

自分の正しさの中で生きている人は、外部からの指摘を受けいれることがないので、成長が遅れるものです。
だからこそ、その無知を振りかざしたり、善悪の判断がつかないということが往々にしてあります。

そういった人は、自分と同じ世界に生きている人ではないので、同じ土俵に立たないことが大切です。
可能であれば、成長中の身である相手のことを「早く学べるといいね」と思ってあげられるといいと思います。

これは煽りではなく。
他人に対する蔑む気持ちは、結局のところ、蔑む人間を引き寄せてしまうためです。
日本的には言うなら「類は友を呼ぶ」、その言葉にままなりません。

まぁ、正直…
「怒り」とか「恨み」を持った時点で、相手のことを想う余裕なんてできないことが多いので…難しいんですけどね…
私も怒っている対象を気遣うなんてこと、出来ないことが多いです…

でも、そのときでも。
相手への「怒り」や「恨み」で頭をいっぱいにしないでください。

実は、最初の方に書いた「大前提」の話に戻るのですが…
この世界に生きる人達に適用される平等なルールの一つに、「自分の思考が現実影響を及ぼす」というのがあるためです。

いわゆる、「引き寄せの法則」と言われるものですね。

強く恨みの気持ちを持って、誰かを呪い続ければ…自分の毎日が「恨み」でいっぱいになってしまう…だから、誰かを怒り続けるのは止めた方がいいわけです。

それだったら、何か思いっきり気分転換になることをやって、「スパっと」怒りを打ち切ったほうが良いと思います。

ある著名なスピリチュアル指導者は、持っている怒りを断ち切るために「使えなくなったココナッツを思いっきり壁にぶつけて叩き割る」そうです…
それがめっちゃくちゃいい!とは敢えて言いませんが、正直、継続的に負の感情を持ち続けるのであれば、何かで思いっ切って発散した方がいいのは事実だと思います。

ただし、人に迷惑はかけないように、ですよ?

怒りや恨みの原因のあの人は幸せになれるのか

「そんなこと言われても…それなら、わがままだったり、他人を傷つけた人を放置することになる。相手だけ幸せになるのはおかしい」

と考えられる方もおられるかもしませんね。

確かにそう思うのは分かります。
実際、私はこの問いに対して答えを出すのに、ものすごい時間がかかりました…

また、大前提の話に戻るのですが、この世にはすべての人に適用されるルールがあります…それは「業(カルマ)」です。これはさっき話をしましたよね。

実は、この業。
きちんとした意味は「すべてのことには因果関係がある」というものなんです。
それは、生まれてきてから起きたことにも適用される…わけなんです。

つまり何がいいたいか、というと。

結局「何か悪いことをやったり、人の迷惑になることをやれば自分の身に戻ってくる」ということです。

結局のところ、誰かに対して悪影響を与えれば、それはその人の負債となって返ってくるわけです。

嘘をついてまで誰かを陥れれば、その嘘をつく癖が必ず身を亡ぼすことになりますし。
誰かを傷つける言葉を放つ人は、「引き寄せの法則」によって誰かを傷つける人しか周りにいなくなってしまうでしょう。

そういった…人に迷惑をかける人というのは、そういった「直さなきゃいけない部分」が「人生の課題」、つまり「業(カルマ)」になっていることが多いものです。

つまり、それは生まれ持ってきたものだから、その運命を克服しようとする目的から逃れられるものではない、ということなのです。

「ん?生まれてきてからやったことは悪いことが自分に返ってくるところまでは分かったけど、それが生まれ持った課題になる???どういうこと???」

と思われている方も居られるかもしれないので、もう一回整理しますね。

この世には、必ず起きることに対して原因があります。
その「原因と結果」の関係性を「因果」と呼びます。

なので、悪いことをやった人には、悪いことが返ってくるものです。
それは「引き寄せの法則」によって…いや、もっと分かりやすい「類は友を呼ぶ」という言葉を使って説明しましょう。

結局のところ、悪いことを行った人には…その「類」である「悪いもの」が集まってくる、ということです。

だから、もしあなたが誰かから嫌なことをされて怒ったり、恨むことを止めたとしても…その人が幸せになることはないわけです。

そして、そういった諸々の…悪いことをして、自分に不幸にする行動をする人は…自分の人生を台無しにしてしまいます。

そうすると、その問題は単なる「誰かに対して悪いことをして、その因果を受けた」という単体の問題ではなく「その人自身の、人生の課題」に関係していくことになり。
人生を通して解決をしなきゃいけない課題、つまり業に関係してくる…という訳なのです。

生まれ持って備えてきた課題…業なのですから、その人はその問題から逃げることはできません。
なんたって、「人生の目的」なのですから、その課題から逃げることができるということは、生きる意味がなくなるからです。

ですから、私は…悪いことをして他人を怒りそうになったり、恨みそうになった時には、
「ああ、この人は、自分の因果(ここでは生まれてから作ってしまった悪いことの見返りの意味)を果たす機会や、業を解決させる機会を失ったのだな、気の毒だな」
と最近少しずつ思うようになってきました。

そうすると、ちょっとずつ怒りや恨みの心が消えていったので…
もしかしたら、そのように考えたら心が楽になる人もいるかもしれません。

怒りや恨みを無くせた人は幸せになるのか

さて、他人への「怒り」や「恨み」の対処方法について書きました。

「でもさー、それって単なる我慢にしかならないんじゃないの?結局のところ、マイナスの感情を軽減することができても、プラスにはならないじゃん。」

と思われる方も居られるかもしれませんね。

ここでまた(何度目だ)大前提の話に戻りましょう。

私たちというのは、みんな「平等なルール」の元に生きています。
それは今まで書いた「因果」の話や「業」の話、そして「引き寄せの法則(類は友を呼ぶ)」のことを指し示しています。

こういった法則は、マイナスの事象だけに働くわけではありません。
つまり、人に対して怒らず、恨まないでいる人には…平穏や優しさが集まってくるのです(類は友を呼ぶ的な)。

そして、そういった人生における課題を乗り越えていくことによって、人生の目的…つまり、業を乗り越えていくことになります。
元々、私たちを見守ってくれている守護霊や神様というのは、こういった課題(業)を乗り越えてくれることを応援してくれている存在です。

その課題を乗り越えた際には、その課題を乗り越えた道が正しかったことを私たちに教えてくれます…つまり、平穏をベースとした幸せをもたらしてくれるのです。

だから、人に優しく、怒りを持たない人というのは最終的には幸せになるわけです。
我慢するばかりで幸せになれないわけではないので、安心してくださいね。

だからといって、悪に対して無抵抗になれ、というわけではないので…そのバランスを取ることも覚えておいて下さい。

相手に罪を償わせる機会を作ることは、それは一種の優しさになります。
だから、誰かに自分が受けている状態を相談したり、協力して対処することは悪いことではないものです。

ただ、それが相手を陥れようという、「欲」まで進んでしまうとそれは「悪」でしかないので気を付けて下さいね。

そして、自分に優しくすることも…とても大切なことです。

最初の方にも書きましたが、自分を苦しめてまで怒りや恨みの気持ちを抑える必要はないと思います、私は。
だって、まだ私たちは成長途中の人間なのですから。完全にすぐに負の感情を抑えられる人間になれなくてもしょうがないのだと思います。

だから、今まで書いてきたことを…ゆっくり、自分のペースで進んでくださいね。

さいごに…何が正しくて、何が悪なのか

さて、最後のまとめですが…その前に。

今回の話を考えて上で、大事なことがあります。
それは「何が正しくて、何が悪なのか」ということです。

私は、一言でいうなら…他人のことを「想い」、「大切にすること」が正しいと思っています。
それは「行動レベル」ではなく、自分の「思考」としての話をしています。

「~をしたから、これは優しさだ」というものはなく、「何をするかではなく、何を想うか」が大事なのだということです。

そして、そういった「良し悪し」はいつのときも考える必要があると思います。
「一つの価値観」に傾倒し、思考をがちがちにしてしまうことは、考えの多様性を失い、人を決めつけてしまうことになってしまいますから。

そのために必要なことは、常に少しずつでいいからインプットをしていくことだと私は思います。
本を読んだり、映画をみたり。人と関わったり、人と関わらなかったり。
いろんなかたちで「学び続けること」が大切なのだと思います。

そして、それを「行動に移す」…「実際に人を想う」ことがさらに必要になってきます。

ちょっとずつでもいいから、前に進もうとする日々を過ごしながら。
自分の判断を少しずつ確立していき、自分を傷つけるような人や、「怒り」や「恨み」といった感情から上手く距離を保って生活をしてみて下さい。

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