今・現在を定めるのは過去の「地位」か「経験」か

毎日のみちしるべ

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過去の経験は、人間を作ると言われますが、では「経験することで『幸せになれること』や『豊かな人生を歩めること』」というのはあるのでしょうか。

最近、人の悩みと今までの経歴を照らし合わせて考えることが増えました。
例えば、「大学を卒業している人間は、他人のことをより考えられるのか」とか「離婚した親の元で育った人間は我儘になりやすいのか」など、一連の経歴や体験してきた地位が、人生にどう影響するかということです。


結論からいえば「何処に所属していた」とか「どういった経歴を持っているか」というものが、今の人間性に与える影響というのは、殆どないということが分かりました。

具体的に霊的な要素を絡めて書くのであれば、「大卒の人間に共通に持っている波動」や「離婚した家庭で育った大人が共通に持っている波動」というのはないということです。

しかし、過去の“経験”については、霊的に見て共通項を見出すことができました。「過去に大きな挑戦をしてきた人の波動」や「他人のせいにして生きてきた人の波動」というのは、存在しているようです。


一部の例として、
「目的の為に挫折をせずに努力をしてきた人」は、想いに強さがあります。そのため、澄み切った鋭さのような波動を持っています。
「必要以上に自分を自慢したい人」は、何かの形に拘ろうとする癖があります。人に対して、自分を押し付けるような波動を持っています。

高学歴の人は同じような波動を持っていたので、何か「過去の所属」についても、エネルギーは関連しているのかと思ったのですが、
良く聞いてみると、高学歴の多くの人は「受験という困難」に立ち向かったため、同じような波動を持ち合わせているのだと分かりました。

また「受験」ではなくても、過去に大きな挑戦を経験した人は、高学歴ではなくても、高学歴の方が持ち合わせる波動と同じような波動を持っておりました。


上記を簡単にまとめると、こういうことになります。

「人の“現在”を定めるのは、過去の『地位』ではなく、過去の『経験』」である、ということです。
そして、過去と現在の関係性…つまり、この「因果」には例外がなく、全ての人間に適用されるように思えます。

例えば、努力して生きてきた人間は誰でも、同じように経験から作られた波動を持ち、現在に共通項を持っているということです。
人を傷つけてきた人間も同じように、人を傷つけた過去から作られた波動から誰も逃れられませんし、現在にもたらされる共通項から外れることはできないのです。


目指したい「明日」があるなら、その「明日」を経験している人と、同じ「過去」を、「今」をすごしましょう。拒否したい「明日」があるなら、同じように「過去」を、「今」を変えていきましょう。

「今」どういった「立場」にいるのではなく、どういった「経験」をしているかを意識して、「明日」を導いていきましょうね。

※本文中の体験談には、フィクション要素が含まれることがあります。
※これは特定の誰かを責めたり、断定をしたりすることを避けるためです。

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彗光(すいこう)

早稲田大学人間科学部卒。
在学中に「貧困」など、人への助力について学ぶ。
卒業後、ビジネスで困っている人を助けるために、提案営業として就職。
その後、ビジネスを超えて人の力になりたいと思い、独立。
「空のみちしるべ」を立ち上げる。

並行して「なんとなく、人の知りえないことが分かる」というぼやっとした力を、自分で学び解析し安定して扱う方法を解明。
現在は人生相談に乗りながら、霊能力や占いについての指導を行っている。

霊視経験 約20年。
参考にした著書 40冊以上(エスター・ヒックス、ハリー・エドワーズ、バーバラ・ブレナン、ベティ・シャイン、トーシャ・シルバーなど)

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