美しさを忘れてはならないと思う

すいこう いん まい まいんど

私が「伝える側」ではなく、「感じる側」として日常を記す
それが、カテゴリー:「すいこう いん まいまいんど」

昨今、物価が高くなるとかTiktokなどでいたずら動画が拡散されるとか、ちょっとBadなニュースが増えているような気がする。
そんなときはね、美しさを思い出して日々を過ごすのが良いと思うんだよね。

季節の変わり目で風景が変わることとか。
4月だとピークは過ぎたけど、入学式とか入社式とか…その季節にしかないイベントとかが目に入るよね。

そういった…日常の小さな変化を見て。
「ああ、時間は等しく過ぎていくものだな、いいことだな」って感慨深く過ごすことって大事だと思う。

毎日の微小な変化を素晴らしく感じると、心の繊細さを保つことができる。
大きなニュース…冒頭に上げたショックなこととか…以外で心を埋めることができる。

何かを感じることができるアンテナって言えばいいかな。
その感度を上げることで、人の優しさや悲しみに敏感になれるもので…いろんなことへの感謝が生まれるんだよね。

無理に物事に感謝しようとすると、心にギャップが生じる。
そのギャップのせいで、物事が正確に捉えられなくなる。

だからこそ、自然体で自分が感じることをそのままに受け止め、理解することが大事。
自分の感情をきちんと理解することで、今立っている場所を客観的に捉えられ、必要以上に悲しくなったり、絶望することがなくなっていくものだから。

だからね。

ときには、周りを眺めて。
「小さな変化を感じようとすること」は、生きていくことを充実させるために、必要なことだと思うんだよね。

ヨーガの有名な先生に、成瀬雅春先生って方がいるんだけど。
この方が著書で説明している「瞑想」がすごく良くてね。

普通、瞑想っていうのは心を落ち着かせて…ということが一番に大切にされるわけなんだけど、成瀬先生は「世界を広く見ること」も大切にしているんだよね。

おおきな全体の中にある「個」を感じることの大切さ…
自分というものが、いろんな世界の中にあるからこそ…自分という存在が全てと一体化することができる。

瞑想をね、自分の中だけで完結することも悪くはないんだけど。
いろんな繋がりを感じることでね、自分の中で起きている有象無象をさらに客観視することができるわけなんだよね。

ちょっと今日の話は難しいかな。
もう少しわかりやすく説明しよう。

瞑想をしよう、ってなるとさ。
目を閉じて、自分の心や呼吸に集中するでしょう?

そして、自分がいまどんな状態になっているかとか、自然なペースってどんなんだっけかな?
とか感じるわけだ。

でもね、自分がとても不安定だったり視野が狭まっているときは、そういった…瞑想を通して落ち着きを取り戻そうとしても、自分がそもそも「いっぱいいっぱい」だから上手く自分を整理するのが難しくなるのよね。

そんなときは、自分がいる空間や生きている時間にフォーカスするの。

すると、自分っていうものですべてを完結してたものが、自分が「全体の中の一つ」であることが思い出されて、自分以外の場所に「答え」を導くことができるようになるんだよね。

んで、冒頭の話に戻るんだけど。

「瞑想」とかをしていない時間でも、周りの世界であったり流れる時間に気持ちを集中させることで、自分で「いっぱいいっぱい」になることから離れることができるんだよね。
例え、自分におおきな衝撃を与えるようなニュースが耳に入ってきたとしてもね。

物価が高くなっていることが耳に入っても、もっと広い目で見ればどこかに解決策があることはわかると思うし…例えば、地元の農家さんから食べ物を買ってみるとかね。
あとは、物価が安かったりもっと経済が安定している海外に移住することを考えるとかね。

とにかく、「受け取った事実が全てで変わることのない未来だ」みたいな自分ですべてを完結するようなことから、抜け出すことが容易になるわけ。

蕾を膨らまし、花を咲かせ。実を成す桜の移り変わりを日々見ていれば、この世の中というものの中に変わらない摂理があることを感じることができたりしてさ。
日本の気候が変わっても、植物たちはその変化に適合して生きている…人間もまた、同じようにあることができる、とね。

そんなふうにね。
日々の中には、実は沢山の生きるためのヒントが隠されていてね。
そういった「一つ一つのメッセージに敏感になって、繊細に生きること」…これが心を落ち着けて日々を過ごす、一つのコツだと私は思うんだよね。

そしてね。そこには不思議と…「美しさ」があるんだよね。

外観的な美しさってのも、もちろんあるんだけど。
生き様であったり、心のあり方であったりね。
そこには、人が人為的に作り上げることができない、変わることのない素晴らしいものが存在している。

罪や罰、法や権威すらも触れることができない…それこそ、美しさとしか表現できないもの。

そういった「超越したもの」を感じて生きていたいなって…私は思うの。
そしたら、どんなタイミングでも笑って生きていけるからさ。

もし、最近大きな出来事があったり…忙しさで心が埋め尽くされてしまっていたら、美しさを思い出してみて。
もちろん、瞑想とかをして世界の大きさを感じられたり、美術館などにいって「美」に集中できればいいのだけど…そういうことが難しいのなら、家でゆっくり映画をみるのでもいい。

それすら難しかったら、ふと空を眺めてみたり。路樹を見つめてみたり…遠くを見つめてみて欲しいと思う。

きっと、自分も「大きな世界の一部」であることを感じられると思うから。

※本文中の体験談には、フィクション要素が含まれることがあります。
※これは特定の誰かを責めたり、断定をしたりすることを避けるためです。

先生ちょっと聞いて

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彗光(すいこう)

早稲田大学人間科学部卒。
在学中に「貧困」など、人への助力について学ぶ。
卒業後、ビジネスで困っている人を助けるために、提案営業として就職。
その後、ビジネスを超えて人の力になりたいと思い、独立。
「空のみちしるべ」を立ち上げる。

並行して「なんとなく、人の知りえないことが分かる」というぼやっとした力を、自分で学び解析し安定して扱う方法を解明。
現在は人生相談に乗りながら、霊能力や占いについての指導を行っている。

霊視経験 約20年。
参考にした著書 40冊以上(エスター・ヒックス、ハリー・エドワーズ、バーバラ・ブレナン、ベティ・シャイン、トーシャ・シルバーなど)

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