その「好き」は誰に向かって伝えているの。

毎日のみちしるべ

スピリチュアルな立場から、時事問題、ちょっとした出来事を読み解く記事…
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こんばんは、彗光でございます。
さて今日は…久しぶりに「生き方」についてお話をしていきたいと思います。

テーマは「恋愛」を始めとする、「人付き合い」について。
「相手を想う」ということについて、書いていくとしましょう。

深い繋がりは、「繋がろう」とすることから

そんなの当然でしょ!
と思わられる方もおられると思いますが、人というものは「好きなもの・人」と深く繋がりたいと思うものです。
「分かりあいたい」・「知って欲しい」など、「こうありたい」という思いを持つんですよね。

しかしながら…今まで私が人の悩みを聞いてきた中で…
相手に何かを求めていながらも、その意志を相手に伝えないというケースに多く出くわしてきました。

「ん?どういうこと?相手に『こうして欲しい』って言わないってこと?」

簡単に言えばそういうことになるのですが…
厳密にいうと…自分で求めるばかりで、相手の心と繋がろうとしない人が結構いたのでした。

ちょっと分かりにくいので、細かく説明していきましょう。

実際のところ、「自分の欲求を言葉にできる方」というのは多少はいるのですが、みんながみんな相手と繋がって話をしているかといえば、必ずしもそうではない。
一方的に相手に求めることを突きつけるだけで、相手の「言い分」や「状態」、「してもらった今までのこと」など目に入らない人が多いということなんです。

「えぇ…そんな馬鹿な…」

そう思われる方もいるかもしれませんが…でも、こういったケース、増えてきている気がします。

傷つくのが嫌な僕ら

では、どうしてそんなことが起きているかというと…今たくさんの人が「傷つくことをとても恐れているから」なんですよね。

人と向き合い、対峙し分かり合う…そうすることが互いの「落とし所」を探す際には重要で、「納得」を作り上げるためには回避できないことなんですが…

でも、みんなやらないんです。それ以上に傷つくのが怖いから……

気持ちは分かります。
誰だって傷つくのは怖いもので、つらい思いはしたくはないはず。

でも、それならどうして相手に向き合えないのに「一方的に欲求をぶつけること」をしてしまうのでしょう?
なんというか、二人の距離感を埋めつつ、相手に少しずつ伝えていくという選択肢はなかったのでしょうか?
不思議に思う人も沢山おられるでしょう。

しかしながら繰り返しになりますが…
こういった話の結果、一方的に欲求をぶつけられて我慢した人が潰れそうになる…増えてきているんです。

それ、本当に相手を見て話をしてる?

「いや、そんな一方的に自分の思いをぶつけている人が多い前提で話をされても…うちは大丈夫だし」

そう思われる方もおられるかもしれません。

しかし、ちょっと考えてみて下さい。
以下のようなことをしてしまったこと、もしくは、されたことはございませんか?

  • 自分が言いたいことを言った時に、相手が賛同したかどうか確認していない
  • 相手が普段してくれてることを棚に上げてしまう・思い出せない
  • 相手の落ち度を探して、交渉ではなく脅しをかけている

こうやって具体例を書くと、「はっ」と気付かれる方も出てくるかもしれません。
なんというか、最近「自分を費やすこと」をせず、「リターン」ばかりをどうにか手にしようとする人が増えてきてるため、こういったことに「慣れ」が生じてきている気がします。

言い換えるのであれば、「ギブアンドテイク」の「テイク」だけを行なっているということになるわけで…
結局のところ、相手を見ていないということになるわけです。

相手のこと、好きなんだよね?

普通に考えれば…というか、誰にだって「好きな人に好かれたいですか?」と聞けば…10人が10人、「好きな人のためにありたい。愛されたい」というはずでしょう。
しかしながら、蓋を開けてみれば、ただ「わがままを言っていた」ということがケースが増えてるといるということです。

愛されるには、相手に寄り添って一緒に生きる必要があるわけです…当然ですが。
そういった「理屈で理解をして」いながらも、行動できない人が多い…それで不和を生んでいる人々がめちゃくちゃ多くなってきてるんです。

具体的には、

  • 自分が話したいことを、巧みに「話しかけさせる」ようにして責任を押しやる。
  • 言葉で伝えず、態度を変えることでイニシアチブを取ろうとする。
  • 「あれはあれ、これはこれ」といいつつ、一つのことを定めた後に、他のことには見向きもしない。

といったことをする人の話をよく聞きます。

さて。ここまで長く書きましたが…大事なのはここからです。

そんな「自分ばかりを守ろう」として生きようとしたって、結局この世の中は「類は友を呼ぶ」世界なのですから、自分勝手な人しか周りに残らないわけで。
仮に、そんな世界の摂理を意識しないにしろ…「好きな人を幸せにできる人間が、好きな人に愛されるものだ」それがこの世ってもんです。

だから、愛して欲しいのなら…分かって欲しいのなら、自分からその意志を伝えるべきだと思います。
もちろん、その中で「傷つくほど頑張って」とは言いませんが、それでも相手に「はずれくじ」ばかりを押しやるのはやめるべきでしょう。

また。
逆にそういったことをしてくる人間と向き合っていても、相手は目を逸らすだけなので、付き合わない方がいいと私は思います(例外も一応ありますが)。

とにかく、付き合いの前に「人同士の繋がりありき」なのです。
それを忘れないようにすることが、とにかく大切なのだと思いました。

新生活・新天地。
そろそろ二ヶ月が経ち、人の関係に落ち着きと変化が出てくるころですね。
自分が損している…と感じたり、損させてると思うような人間関係は作らないようにしていきましょう。

※本文中の体験談には、フィクション要素が含まれることがあります。
※これは特定の誰かを責めたり、断定をしたりすることを避けるためです。

先生ちょっと聞いて

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彗光(すいこう)

早稲田大学人間科学部卒。
在学中に「貧困」など、人への助力について学ぶ。
卒業後、ビジネスで困っている人を助けるために、提案営業として就職。
その後、ビジネスを超えて人の力になりたいと思い、独立。
「空のみちしるべ」を立ち上げる。

並行して「なんとなく、人の知りえないことが分かる」というぼやっとした力を、自分で学び解析し安定して扱う方法を解明。
現在は人生相談に乗りながら、霊能力や占いについての指導を行っている。

霊視経験 約20年。
参考にした著書 40冊以上(エスター・ヒックス、ハリー・エドワーズ、バーバラ・ブレナン、ベティ・シャイン、トーシャ・シルバーなど)

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