約15年前に「持続可能な開発」を大学で研究した自分が、分かりやすく知っていることを書く

スピリチュアル、霊能以外でも…ちょっとしたことを、「そのまま」に
それが、カテゴリー:「日々徒然」


(この記事はnoteに書いた記事を、ホームページ用に書き直したものです。noteはこちら)

こんにちは。
普段はスピリチュアルな世界で仕事をしている「彗光(すいこう)」と申します。

が。

これから「スピリチュアル」な話は、全く出てこないので安心してください。はいてますよ。

さて、本日別件でnoteの記事を書こうと思い、いつも通りログインをしたら、「SDGs」の話が出ているではありませんか。

いろいろ読んでみたら…なんで今「SDGsが注目されているか」がきちんと書いてある部分が少ない!
WEBで検索をかけても「よりよい世界を目指す」とかいう、曖昧な表現になっており、正直困惑しておりました。

んで。

今日は、約15年前に大学で「持続可能な開発」を学び、それからちょこちょこその後の世界を注目してきた私が、

「自分の知っている範囲で(ここ重要)」

「SDGsってなんで出てきたの?」という話を書いていきたいと思います。

間違っていたり、私の主観が入っている部分は生ぬるい目で見て下さい(指摘はありがたいです)。
ただ、要点だけでは分かりにくい文章になるので、私の経験が導入にあることはお許しください。

私が知っている「SDGs」のスタートは「京都議定書」から

さて。

私が小学生のころ。
少しずつ日本に「ボランティア」という言葉が浸透し始めました。
大体1990年代の話です。

その影響をモロに受けた私は、

「地球を!環境を!救うんや!(本当は根っからの東北人です、すみません」

という思いで「地球環境」を学ぶために大学に入りました。

「生物の多様性」や「森林の伐採問題」などを学んでいるうちに、特に「地球温暖化」に関連することに興味を持ち。
「京都議定書」を担当した教授の研究室に入り、「持続可能な開発」や「様々な国の発展」について研究をしたのでした。

さて。早速訳が分からないものが沢山出てきましたね。
一つずつ説明していきます。

当時、「地球環境」というと。
「森林伐採」・「海洋汚染」・「酸性雨」・「オゾン層」・「温暖化」などがキーワードとして取り上げられていました。

そしてその一連は関係しており。
「森林を守れば、大体の地球環境の悪化は大体改善される」という予想がたっていました(ここすっごいざっくりです)。

特に「温暖化」については。

「森林を守れば、植物のもつ『光合成』という機能で、地球の温暖化を進める『二酸化炭素』を減らすことができる!」
という考えから、

「世界で森林を守ろう!」

という動きが強くなっていたんですね。

でも、実は植物の「光合成」はそれほど二酸化炭素を急激に減らすことができないことが分かっており。
そもそも「人間が二酸化炭素を出さないようにすればいいじゃね?」という話も持ち上がり…

「じゃあ、各国で二酸化炭素を減らす目標を立てて、みんなで頑張ろうね!」

ということが世界で決まりました(大分ドタバタしながら)。

これが有名な「京都議定書」です(ざっくりですけど。研究室の先生…すみません…)。

さあ!地球を守るために二酸化炭素を減らそう!木を守ろう!人の生活で二酸化炭素を出さないようにしよう!

そんな感じで。

地球を守るために「二酸化炭素」を減らそうという動きが盛んになってきました。
大体2000年代前半のお話です。

上でも書きましたが「二酸化炭素を減らす方法」は2つ。

・植物の光合成で「二酸化炭素」を減らす方法
・人間の活動で作られる「二酸化炭素」を減らす方法

となったわけです。

「へーじゃあ、地球みんなで木を守って、二酸化炭素を出さないようにして。それでめでたしめでたしじゃん」

と思われる方もおられるかもしれませんが、そう上手くいかなかったのです。

そう。

「森林を守ることを反対する人」と「二酸化炭素を生活の中で出すことを望む人」がいたんです。

「えっ?」

って思われる方もいるかもしれません。
「地球を守ること」が最優先なんじゃないの?って。

でも、彼らは「悪気」があってそんなことを言った訳ではないんです。
そこんとこを書いていきましょう。

「お前らはさぁ!二酸化炭素を減らすことで、失うもんはないもんな!」

では、二酸化炭素を減らす2つの方法・それぞれについて「地球の実際」を書いていきましょう。

・植物の光合成を盛んにするために、森林を守ることに反対する人について

突然ですが、地球上で「森林」が急激に減ってきている地域はどこだと思いますか?

正解は「アフリカ・南米・東南アジア」です。

「え~じゃあ、彼らに森林を守るように言えばいいじゃん!」

と思われる方も居られるかもしれません。

しかし、彼らは「木」を使って生活をしているのです。
文字通り「木の家」に住んでいる部族もあれば、「焼き畑農業を行う」ことで食べ物を栽培し、生活費を稼いでる方もいます。

彼らに対して「木を切るな」・「森林を守ろう」とお願いするのは、ある意味、

「生活をするな」

と突きつけるようなものなのです。

じゃあどうすればいいのか?

シンプルな話です。
「木(森林)に依存しない生活ができる」ように手伝いをすればいいわけです。
そうすれば「植物」を守りながら、彼らの生活を守ることができるわけです。

「お、なんだ。彼らの生活を守ればいいんか。そしたら、金どばーって渡せば解決じゃん!」

と思われる方もおられるかもしれません。

しかし、実際そうは上手くいきません…

「君たちの生活を変えてもらう。そのために、お金をあげるね!」
と言われたら、その貰ったお金に依存してしまうのが実際ですし。
もしかしたら、その「それぞれに貰ったお金」を奪い合ってしまうかもしれません。

さらに、お金を貰ったとして。

そのお金を増やす方法が分からなければ、ずっとずっとお金を与えないと彼らは生活できなくなるわけです。

そのような形では、「(森林を守るために生活を変えるように説得をされる)彼らの生活」は、すぐに暗礁に乗り上げることになります。

そうならないためにも、「彼ら」が継続して生活をできる環境・習慣を作り上げることが必要です。

その「環境・習慣作り」が「持続可能な開発」なわけです。
言い換えれば、彼らが「ずっと幸せに生きていける環境」を作ることが、「持続可能な開発」なわけですね。

よし。


・人間の活動で作られる「二酸化炭素」を減らすことに反対する人
についても書いていきましょう。

こちらは簡単に書いていきますね。

さて。
「生活で発生する二酸化炭素」の大半は、何処から発生しているのでしょうか。

答えは、「工業分野」です。
(すみません、実際には「温室効果ガス」としての側面を考えないといけないので、実際は「二酸化炭素」だけではないんですが…)

つまり、「人間が出す二酸化炭素を減らそう」としたとき、影響を大きく受けるのは「工業分野」なのです。

「でもさぁ、今はなんか『クリーンエネルギー』とか、『電気自動車』とかどんどん開発されているんだから、逆に工業分野は得しているんじゃないの?」

と思われる方もいるかもしません。

確かに、そういった「最先端技術」を開発できる国は問題ないかもしれません。
問題は、これから「工業分野」で発達していく必要がある国々・地域です。

先ほど「植物の光合成を用いた二酸化炭素の減少」の項で、「森林(植物)に依存しない環境・習慣」の構築のお話をしましたね?

これって具体的に言うと、「工業化」や「技術改革」が関係してくるんです。

んで、そういった「環境・習慣」の構築をしようとしたときに、

「あ、それ二酸化炭素出すからダメ」

って言われたら、そこですべての「環境・習慣」の構築がストップしてしまい、
「森林中心の生活」から「新しい生活」に変わっていくことはできなくなってしまいます。

だから、「人々の生活(主に工業分野)での二酸化炭素の削減」においても、
「突然の削減」ではなく、「段階的な削減」が必要になってくるわけですね。

それも「持続可能な開発」の中のひとつなわけです(うーん、ざっくりしすぎだな…書いていて思う…)。

SDGsの他の活動について

さて、この時点で3000字超えたのであとはざっくり書いていきます(と言っていながら、全然ざっくりしていない)。

○どうしてこれが「SDGsに関係あるの?」シリーズ

・貧困・飢餓・健康(福祉)
これを改善しないことには人の生活を変えられないため

・教育・ジェンダー・平和
多くの人が新しい生活・可能性に参画できる機会を増やすため

・水(トイレ)
飢餓・健康に直結するため

・エネルギー
「みんなに」がすごい重要。クリーンもだけど。

・働きがい・技術革新・街づくり
ジェンダーや教育に関連。これも生活基盤の変化に必要。

・不平等撤廃・責任・公正・パートナーシップ
(後で記述します)

・気候変動・海・陸
ここにつなげないと意味がないため

○今回省いた、すごい大切なこと。
(上記の不平等撤廃・責任・公正・パートナーシップについて)

実は、今回の「持続可能な開発」の背景には「不平等の要素」があるんです。

「京都議定書」の中には、各国ごとに「二酸化炭素の削減値目標」が書かれているんですが、
これが一律ではないんです。

これは、「各国ごとの成長のステータス」や、「産業形態」にも関連しているもので…
「クリーンエネルギー」を「自国で開発、運用できる国」と、「そうではない国」での二酸化炭素の削減率をどう考えるかなどが論点になっているんです。

「既に成長している国」と「これから成長するだろう国」の「平等性」を何処に持ってくか、とか。
「これから成長する国に責任を押し付けるような施策を取らないようにするためには」、とか。
「逆に既に発展している国が、これから発展するだろう国を手伝うことを促す形はないのか」、とか。

国際情勢も複雑に関係しており、なかなかに一概に「こうするのがいい」という話がないんですよね。
だからこそ、こんなに長期に渡って話が続いているのだと思います。

おわりに

簡単に書こうとしたら、全然簡単に書けてなかった…ほぼ4000字じゃないですか。

なんか、最近SDGsの話が増えてきているけど、背景にある「環境」の話とか「貧困問題」が飛ばされていることが多く…
ちょっと「もにょってる」私です(もしかして他の側面としてのSDGsとかあるのかな?)。

ざっと書きましたが、何か私が答えられる範囲で質問があれば…コメント貰えたらと思います。

世界が良くなる(難しい表現だね)ため、みんながそれぞれ考えられるといいですね。

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