個性とは、自分で得られるものなのか。他人と違う自分には、どうやってなればいいのか。

毎日のみちしるべ

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こんばんは、彗光でございます。
今日は、生きている中で1度は皆さんが考えたことがある「個性」について書いていきたいと思います。

皆さんは「自分の個性に」ついて知りたいと思う時はどのような時でしょうか。
「他人と比べて自分がどういったところが優れているか」とか、「自分が向いているものは何なのか」、
ということを考えるときに「個性」を意識したりするのではないでしょうか。

個性はどこにある?どうして自分には個性がない?

結論からお話してしまいますと、「個性」というものは「今生きていること、そのこと自身」に存在しているのだと思います。
つまり、必要以上に他人との差別ポイントを探す必要はないですし、わざと目立つような行動をとる必要はないのです。

「他人が持っている個性」のことを考え始めると、「労せず持っている良い点だ」と考える人が多いと思います。
しかし、自分に当てはめて考えると「何もせずに得られている個性などない!」という方が多いのではないでしょうか。
何故、自分と他人は違ったように感じるのでしょう?

その答えは、「自分の持っている良い点」というものは「努力」によるものだと考え、
「他人が持っている良い点」は「個性」とか「才能」によるものだと考える人が多いからです。

例えば、あなたの友達にいわゆる個性的なファッションをする女の子がいるとしますね。
そんな時、あなたはその子のことを「何もしなくても他人が考えないようなファッションが出来る人なんだな」と思うでしょう。
でも実際は、その女の子が「ファッション雑誌で勉強」したり、「自分の好きなモデルさんを真似ている」ということもあり得るわけです。

何かの機会がない限り、人というものは自分の努力をひけらかすことはありません。
だからこそ「他人が持っている良い点」というものを、「自然に持っていた個性だとか才能」だという人が多いのだと私は感じます。

だから実は、「個性」というもの自体は誰でも持っているものなのですが、
そのままでは皆さんが思っているほど、他人との差別化を起こすものではないのです。

自分の小さな「個性」に気付き、光る「良いところ」に磨き上げよう

  • 「私は、りんごが好き」
  • 「アンビエントな曲をいつも聴いている」
  • 「ちょっと抑え目で小奇麗な服を沢山もっている」

こういった自分にとってはなんてことない「自然な行動」が、「他人と差別化できる個性」のきっかけになります。
そして少しずつでいいから、こういった「自分の特長」は磨き上げることで「他人に認識される個性」に変わっていく訳です。

「他人に認識される個性」が出来たら、どんどん表現していきましょう。
「個性」は他人に認識されることで「自信」に変わっていき心の充足感を生む、素晴らしいものになるからです。

例えば、「個性的なアクセサリー」をつけている人がいるとしますね。
「他人がつけていないけれどもセンスの溢れるアクセサリー」をつけているだけで、
周りの人は「おしゃれだ」とその人のことを褒めると思います。
それだけではなく、「アクセサリー」に関係ない部分でも「感覚が優れている人だ」と評価するでしょう。

そのような「個性」というものは、最初から「個性的でセンスがあるもの好き」という形で人に備わるのではなく、
単なる「変わったものが好き」という「小さな特長」としてでしか、人には備わりません。

しかしそれが、「他人はどういったものを選ぶのか」という平衡感覚や、
「どういったアクセサリーが人を美しく見せるか」という知識を得ることによって、
少しずつ「小さな特長」から「人に認められる個性」に変わっていくのです。

こういった「個性を磨くことを続けること」によって、人というものはその分野に対して「自信」を持っていきます。
「自信」が付けばつくほど、他人はあなたのことを「1人の頼れる人間だ」と認知するでしょうし、自分も満足感を感じるでしょう

自分の「小さな特長」を磨かずにそのままにしておけば、「個性」どころか、「欠点」だと誤解する人も出てくると思います。
例えば上記の話でいれば、「変わったものが好き」という段階では、この個性を「ただ自分が普通の人が選ぶようなものを選べない」、
という欠点だと認識ししまう可能性もある、ということです。

所謂「もったいない人」と呼ばれる人は、「輝くだろう個性の種」を持ちながら「磨くことを行わない人」のことを意味することがあります。
せっかく持ち合わせた「良い特長」があるのなら、是非とも「人に認識される個性」に変えていきましょう。

自分だけ「個性」がないと思う人へ

繰り返しになりますが、
こういった「特長磨き」の工程を経ることによって、人というものは「他人に羨ましく思われるような個性」を得ていくのですが、
実際「他人」がその個性を認知するときというのは、最後の段階である「自信を持って個性を表現できる状態」になってからです。

だから、誰かが「個性磨きの段階」や「試行錯誤の上、自信を持とうとする段階」いたとしても、
他人にはその状況を認識されにくい、というのが実際です。

もしもあなたが「自分の周りの人は個性的な人が多くて、自分には他人に自慢できるような個性がない」と思うのであれば、
まずは「自分の好きなところを探す」のが良いと思います。

例えそれが「今」他人に自慢できるようなものではなくても、少しずつ磨き上げて良いものにしていけばいいだけです。
そして、自分で「自分のこの部分は良い部分だな」と思えるようになったら、他人の目を気にせずに、表現していけばいいのだと私は思います。
もしそれが、自分が思うような評価得られなかったとしても、それは「あなたらしさ」であることには変わりませんし、
失敗したとするならば「また磨きあげればいいだけ」のことです。

一番良くないことは、「個性」というものが才能のみによって定められるものだと思うことです。
「自分では何も変えることはできない」と思えば、重い腰を上げることがさらに難しくなり、自分のことを変えられなくなります。

また他にも、突拍子のない変わったことを「個性」だと勘違いする人もいますが、
そういったことを行っても、他人から「個性」としては認識されず、ただの「変わりもの」だと思われるだけになります。
さらに「自分に合わないことを続けていても良い成果は得られません」し、
そもそも自分が好きなものしか「個性」として磨けないものですから、合わなことをやっても無意味になりがちです。
結局のところ、「他人との違い」を備えたい時には「自分の特長を探し、少しずつ時間をかけて磨くこと」が一番の近道だ、ということです。

「自分の個性」のきっかけとなることは、最初は本当に小さなことかもしれません。
でも、それでいいんです。
最初から何もしなくても人に評価される才能を持っているという人は、どこにもいないのですから。
だから、そのままの自分を大切にして磨き上げていくこと。そして、自分を信じてあげること。
それが「個性づくりの大切なポイント」だということを覚えていて頂けれたらな、と思いました。

※本文中の体験談には、フィクション要素が含まれることがあります。
※これは特定の誰かを責めたり、断定をしたりすることを避けるためです。

先生ちょっと聞いて

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彗光(すいこう)

早稲田大学人間科学部卒。
在学中に「貧困」など、人への助力について学ぶ。
卒業後、ビジネスで困っている人を助けるために、提案営業として就職。
その後、ビジネスを超えて人の力になりたいと思い、独立。
「空のみちしるべ」を立ち上げる。

並行して「なんとなく、人の知りえないことが分かる」というぼやっとした力を、自分で学び解析し安定して扱う方法を解明。
現在は人生相談に乗りながら、霊能力や占いについての指導を行っている。

霊視経験 約20年。
参考にした著書 40冊以上(エスター・ヒックス、ハリー・エドワーズ、バーバラ・ブレナン、ベティ・シャイン、トーシャ・シルバーなど)

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