
最近、私のブログに「人を傷つける人」について知るために訪れる人が増えてきたようでしたので、新たに記事を一つ書きたいと思います。人を傷つける理由やそのエネルギー状態、対策などをまとめていきたいと思います。
自分で傷つけられる理由が分かるケースが全てなら、自分でその対策を行うこともある程度容易ですが、最近は突然人に傷つけられたりすることも多いものです。そういった場合はどうすればいいのでしょうか。
ではここで、まず「人を傷つける人」について霊的な側面から見た、私の見解を書いていきます。人を傷つけるときというのは、「自分の心が満たされたない状態にある」と言えます。何個かのケースに分けて説明していきましょう。
まず、満たされない感情について…その1、怒り。
強い恨みや憎しみなどを抱え、その感情に対して十分に本人が納得していないとき…つまり、相手に対して強い感情を持っているのに、相手がその影響を受けていないときに、人は攻撃を行い相手を傷つけます
この時、傷つける側は非常に攻撃的なエネルギーに包まれています。自分の身体が攻撃に埋め尽くされていると言ってもいいでしょう。そういった波動に満たされているため、何かを説明しようにも冷静さを欠き、そのエネルギーを取り去らないことには怒りが収まらないことが多いものです。
このケースの困った点として、相手を攻撃したとしても怒りのエネルギーが取り去られないことがある、ということです。元々意図していた、「自分が恨んでいる対象を攻撃したい」というものを満たしたとしても、そのエネルギーが満ちている限り攻撃行動は続くのです。相手に悪口を言っているときに必要以上に相手の人格を否定してしまうケースが多いのはこのためです。
言い換えれば相手を攻撃して傷つけても、必ずしもそれで終わるという訳でないということです。
次に、満たされない感情について…その2、自己肯定。
特に周囲に対してそこまで激しい感情を持っていなくても、周囲を傷つける人もいます。これは、「自分が他に認められていないため、自分の評価を上げるために周囲の評価を下げたい」という欲求から来ます。そのため、本人はそこまで悪気がなくても自分が他より素晴らしいと感じられるためなら、他を傷つけるという訳です。
当然ですが、他を貶したとしても自分の評価は上げる訳ではありません。仮に相対的に自分の評価が一時的に上がったとしても、環境が変わればまた他人も変わるため相対的な再評価が行われてしまうものです。霊的に見ても、他人を貶したところでエネルギーは向上しません。それだけではなく、「人を貶す」というエネルギーを生成してしまうため、他人からしてみれば「人を貶すエネルギー」の中心になってしまう訳ですから余計に評価が落ちる訳です。
よく、集団で他を貶すシーンを見ますが、彼らはエネルギーの同調でお互いにエネルギーを行き来させていることに安心しているだけで、そもそも他人を貶すことをよいとは思っていないケースが多いものです。お互いに欠けているエネルギーを補填し合っているだけなので、結局一人一人のエネルギーが増えている訳ではありません。ですから、その瞬間はエネルギーが満たされ気持ちよくなっても、また一人になった時には満たされぬ気持ちになってしまうのです。最近は、こういったケースを良く見かけるようになってきました。人を「美味しい」といい、罵られることをまるで肯定するかの如く人に押し付け、貶す自分が仲間意識を作って同調を強く求めるケースですね。こういったものも、人を攻撃しているケースと言えるでしょう。
後半に続く(思ったより長くなってしまった…
[…] 「人を傷つける人」に対する霊的な見解と対策・前篇 […]