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こんばんは、彗光です。
今日は「声に出すこと」について、最近感じていることを書いていきます。
さて、早速ですが皆さん「声に出すこと」と言われて何を思い浮かべるでしょうか。
そのまま「思っていることを言葉にすること」を思い浮かべる方もいると思いますし、
「歌うこと」を指し示すとお考えの方もいると思います。
どちらにしろ、「声に出すこと」は大切なことです…と最近私は特に感じています。
何か自分で強く願う時に「心の中で祈る」ことも良い方法ですが、
実際に声に出してみるというのは、時により大きな効果を生み出すと感じるためです。
「想い」を心に抱いている時点で、その人には「想いに対応する波動」が生まれますが、さらにその考えていることを「音にする」ことによって、
思い描いていた「想い」を、耳からさらに受け取ることができるようになります。
「音」も波動(というより、「波」)ですので、耳から改めて「想い」の波動を吸収できるわけです。
誰かに対して「上手くいきますように」と祈る際でも、自分に対して「頑張っていこう」と励ます際でも、
声に出して想いをこの現実に出すことは大事であるということですね。
そして、より「想い」を強くするもの…それが「歌」です。
普段の言葉で伝わらないことも、メロディと一緒にこの現実に「言葉」を現実に出現させれば、大きな力を生みます。
つまり、「歌」というものは「想いのエネルギー」を効率的に伝える素晴らしいツールだったりするのです。
また、瞑想する際に自分に言葉にして語り掛けることを「アファメーション」と言います。
「自分に対する宣言」とも言われ、自分をより目指す方向に変えていく際に有効な方法だと言われております。
自分が目指したい姿がある場合は「自分は~である」という断定の形で自分に語り掛けてみましょう。
耳から入った言葉が自分に影響を与え、自分全体のエネルギーが「言葉の目指すところ」に近づいていきます。
日本ではこの「言葉のエネルギー」を端的に示すものとして、「言霊」がありますよね。
これは、「自分が発している言葉が自分に影響を与える」というものです。
「言葉にしたことは、現実になる…だから普段の発言内容を気にしていこう」という考え方ですね。
上記で書いた「言葉のエネルギー」を非常に分かりやすく示しており、広く伝わってきた習慣だと思います。
しかし「ネガティブな表現は自分に悪い影響を与える」という意味合いで「言霊」が使われることもありますが、
これは「相手を否定してはいけない」ということではないことを留意して頂けたら幸いです。
「自分が思っていることは、相手と違う」と表明することと、「自分は相手のことが馬鹿だと思っている」ということは、
同じではないということです。「ネガティブ」という言葉と「否定」という言葉をきちんと区別して考えましょう。
自分の想いや願っていることを、良い影響に変えるために「言霊」を意識して生活をするのは良いことですが、
必要以上に「自分の意見を控える」ことを行う必要はないことも覚えておいてくださいね。
よく自分の意見を述べた人に対して「言霊があるから、人のことを悪く言っちゃいけないんだよ」という人がいますが、
誰かの考えを「『言霊』という解釈を使って制すること」は良いことではないので、誤解をしないようにしましょう。
今、コロナ禍の中生活していることによって、ストレスが溜まりやい日々を過ごしている方が多いと思います。
そんなときには、大きな声で(近所迷惑には気を付けて…)自分への想いを放ってみてもいいですし、
時には歌をうたうのも良いかもしれません。
音として発する「言葉」のちから。
少し意識して、取り入れてみましょう。
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